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  1. 生駒市議会 2013-03-14
    平成25年第1回定例会 予算審査特別委員会(市民福祉分科会) 本文 開催日:2013年03月14日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時30分 再開 ◯中谷尚敬委員長 ただ今から予算審査特別委員会を再開いたします。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可しておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時30分 開議 2 ◯中谷尚敬委員長 本日は、市民福祉委員会の所管に係る各議案について、資料のとおり、順次審査いたします。  審査事項、議案第1号、平成25年度生駒市一般会計予算、市民福祉委員会所管分を議題といたします。  予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について所管の部長から費目順に再度説明を受けます。新谷市民部長。 3 ◯新谷厚市民部長 おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、平成25年度一般会計の歳出予算のうち、市民部の所管分についてご説明申し上げます。  予算に関する説明書35ページ中段から36ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目10、人権施策費につきましては、生駒市人権施策審議会等の運営、人権問題の解決に向けた市民集会の開催など、人権教育・啓発の推進に要する経費に加え、インターネット人権セーフティネット事業として、学校を対象にした研修会の実施に要する経費を計上いたしております。  次に、目11、交通対策費につきましては、交通安全運動の実施や不法駐輪対策、自転車駐車場の管理運営、コミュニティバスの運行などに要する経費に加え、平成26年1月にオープン予定のベルテラスいこま自動車駐車場の管理運営、近鉄生駒線の高架橋耐震補強事業への補助に要する経費を計上いたしております。  次に、37ページ下段から38ページをお願いいたします。  目14、諸費のうち、市民部が所管いたしておりますのは、法律相談や市民の安全意識の高揚及び自主防犯活動を推進するために要する経費でございます。  次に、目15、男女共同参画費につきましては、男女共同参画社会の実現を目指し、You&Iフェスタの開催や各種セミナー、女性が抱える悩みの相談、法律相談事業等を行う男女共同参画プラザの運営に要する経費に加え、現行の「女と男You&Iプラン」の次期行動計画の基礎資料とするための市民意識調査に要する経費を計上いたしております。  次に、39ページ中段から41ページをお願いいたします。  項2、徴税費、目1、税務総務費につきましては、税務職員の人件費などの事務経費及びふるさと生駒応援基金の積立金が主なものでございます。  次の目2、賦課徴収費につきましては、課税客体の把握による適正な賦課や、自主納付の促進、滞納整理など、税収確保のための経費に加えて、平成27年度の固定資産税評価替えのための路線価等調査算定業務に係る経費を計上いたしております。  次に、41ページ中段から42ページをお願いいたします。
     項3、戸籍住民基本台帳費、目1、戸籍住民基本台帳費につきましては、市民課職員の人件費と、住民基本台帳ネットワークシステムや各電算システムの運用などに要する経費に加えて、住民基本台帳ネットワークシステム機器の入換え、コンビニ交付事業の所得証明交付システムの構築や戸籍副本データ管理システムの構築に要する経費を計上いたしております。  次の目2、住居表示整備費につきましては、住居表示の実施に係る事務経費が主なものでございます。  次に、少し飛びまして、52ページ中段から53ページをお願いいたします。  款3、民生費、項1、社会福祉費、目7、人権文化センター運営費につきましては、人権啓発のための住民交流の拠点としての地域交流促進事業や各種相談事業、地域福祉事業などを行う人権文化センターの管理運営に要する経費を計上いたしております。  次に、72ページ下段から73ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項2、商工費、目5、消費生活費につきましては、消費者の権利の確立や利益を擁護するため、各種啓発活動を始め、消費者保護条例の運用、消費生活センターの運営などに要する経費を計上いたしております。  最後に、97ページ中段から98ページをお願いいたします。  款8、教育費、項5、社会教育費、目4、人権教育推進費につきましては、差別のない明るい社会の実現を目指して、人権教育講座(山びこ)や人権ひろば、日本語教室の開催、人権教育推進協議会等への補助などに加えまして、人権史跡フィールドワーク事業に要する経費を計上いたしております。  以上が市民部に係る予算の説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 4 ◯中谷尚敬委員長 次に、池田福祉健康部長。 5 ◯池田勝彦福祉健康部長 続きまして、新年度からこども健康部が所管いたします予算につきましてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の49ページをお願いいたします。  まず、款3、民生費、項1、社会福祉費、目3、障がい者福祉費の節20の扶助費でございますが、身体及び知的障がい者等に対する医療費助成に要する経費でございます。  続きまして、50ページから51ページにかけましての目4、老人福祉費の扶助費につきましては、心身障がい者等老人の医療費助成に係る経費でございます。  51ページ下段の目5、後期高齢者医療費は、後期高齢者の健康診査委託料や療養給付費負担金、後期高齢者医療特別会計への繰出金が主なものでございます。  続きまして、53ページ中段の目9、社会福祉施設整備事業費は、介護老人保健施設優楽の増床及び改築に係る経費でございます。  続きまして、53ページ下段から55ページにかけましての項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費につきましては、昨年8月に成立いたしました国の子ども子育て関連3法に基づく子ども・子育て支援新制度の施行に向けてのニーズ調査業務や、新制度実施に伴う電算システム導入経費、いこま乳児保育園の定員増を伴う改築工事に対する施設整備補助金、県内で3番目の開設となる病児保育を実施する阪奈中央病院保育園への運営費補助、私立保育所の省エネルギー化促進補助金、平成25年度に県から権限移譲されます未熟児養育医療に係る給付に伴う経費等の新規事業を計上いたしております。他には、養育支援訪問事業を充実するための子育て支援員の配置や家庭児童相談員の1名増員など、子育て支援及び家庭児童相談室の相談体制の充実、児童虐待の対応に要する経費、児童手当の支給、子ども医療費助成等が主なものとなってございます。  次に、55ページ中段の目2、児童保育費は、本年4月から3園が開園し、13園となります市内私立保育所及び市外保育所への保育の実施に係る保育実施負担金が主なものでございます。  次に、55ページ下段から56ページにかけましての目3、保育所費は、公立保育所4園の管理及び運営に要する経費でございます。  続きまして、56ページ下段から57ページにかけましての目4、母子父子福祉費は、一人親家庭等の生活の安定と自立を助ける児童扶養手当の支給に係る経費、一人親家庭の自立を支援する高等技能訓練促進事業等に要する経費、一人親家庭医療費助成が主なものでございます。  次に、57ページの中段の目5、児童館運営費は、小平尾南児童館の運営に係る経費でございます。  次に、57ページ下段の目6、学童保育費は、入所児童数の増加に伴うあすか野学童分割に要する経費及び学童保育運営協議会への助成金等でございます。なお、議会評価に対する予算につきましては、安全で快適な保育環境の提供ということにつきましては、1学童保育所につきまして70人の定員とするため、これまで大規模学童保育所の施設整備を実施してまいりましたが、今回、あすか野学童で児童数が増加していることから、新たに施設を整備する予算を計上するとともに、保護者と市、国、県の運営費の負担割合につきましても、ほぼ1対1対1の割合とさせていただいております。  続きまして、59ページ下段の項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費は、国民健康保険特別会計への繰出金を計上いたしております。  次に、60ページから61ページにかけましての款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費は、主に乳幼児健康診査や妊婦一般健康診査を始めとした母子保健事業に係る経費でございます。乳幼児健康診査につきましては、平成24年度10月から1歳6カ月児健診を集団健診に変更して実施しておりまして、平成25年度からは、2歳6カ月児に対し、個別健診を廃止し、集団方式の歯科及び育児相談に変更する予定をいたしております。妊婦一般健康診査の公費負担につきましては、平成24年度と同様、14回実施させていただきます。また、病院整備事業につきましては、節19、負担金補助及び交付金で、地方公営企業への繰出基準に基づき、病院事業会計負担金及び病院事業会計補助金を計上いたしております。また、節21、貸付金では、病院事業会計のうち、起債対象経費以外の経費に充てるため、病院事業会計長期貸付金を計上いたしております。  次に、61ページから62ページの目2、予防費は、予防接種、がん検診、休日・夜間応急診療の実施等に係る経費を計上いたしております。予防接種では、平成24年9月にポリオワクチンが生ワクチンから不活化に変更されたことに伴いまして、ジフテリア、百日ぜき、破傷風、不活化ポリオの4種混合を導入し、実施するとともに、予防接種法が改正され、平成25年度から、子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌の各ワクチンの接種を法に定められた定期接種として行います。議会評価に対する予算につきましては、がん検診の受診率向上に向けた取組について、平成24年度に実施いたしましたがん検診と特定健診の同時実施や、さらに精密検査の未受診者に対する受診勧奨を引き続き実施するとともに、平成25年度は、新たに、大腸がん検診の対象者に対し、受診率向上に向けたモデル事業を県の委託を受けて実施する予算をこの費目に計上させていただいております。また、平成24年度からの継続事業といたしまして、第2期の食育推進基本計画と健康いこま21計画を策定するための費用といたしまして303万7,000円を計上いたしております。  最後に、62ページの目3、健康センター管理費は、セラビーいこまの管理に要する経費でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 6 ◯中谷尚敬委員長 最後に、坂本福祉健康部部長。 7 ◯坂本千鶴福祉健康部部長兼福祉事務所長 続きまして、新年度から福祉部が所管いたします予算案につきましてご説明申し上げます。  少し戻っていただきまして、予算に関する説明書の47ページをお願いいたします。  款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費につきましては、職員の人件費、民生・児童委員活動費交付金並びに社会福祉協議会補助が主なものでございます。  次に、48ページ中段から49ページにかけての目2、国民年金費は、国民年金事務に係る職員の人件費と事務的経費でございます。  同じく49ページ中段から50ページにかけての目3、障がい者福祉費は、身体・知的・精神障がい者の障がい福祉サービス費を始め、障がい者の交通費や医療費助成、特別障がい者手当等の給付、また、生活支援センターや地域活動支援センターの運営補助等に要する経費が主なものでございます。なお、県から市への権限移譲によりまして、育成医療に係る経費を新たに計上しております。  同じく50ページ中段から51ページにかけての目4、老人福祉費につきましては、緊急通報や位置情報システムなど、高齢者の緊急時の支援対策に係る経費の他、RAKU―RAKUはうすや金鵄の杜倭苑等の高齢者福祉施設の指定管理料並びに老人クラブやシルバー人材センターに対する補助、高齢者交通費助成など、高齢者の生きがい対策事業に要する費用が主なものでございます。また、平成24年度に引き続き、国のモデル事業として、介護予防強化推進事業の実施に係る経費を計上しております。  続きまして、52ページをお願いします。  目6、介護保険費は、本市独自の施策であります低所得者の居宅サービスの利用者負担を軽減する介護サービス利用者支援事業に要する経費並びに介護保険特別会計への繰出金を計上いたしております。  続きまして、53ページ上段の目8、福祉センター費は、福祉センターの運営に要する費用が主なものでございます。  少し飛びまして、58ページの項3、生活保護費、目1、生活保護総務費は、職員の人件費と事務的経費が主なものでございます。  次に、同じく58ページ下段から59ページ上段、目2、扶助費は、生活保護受給世帯への生活扶助を始めとする住宅、医療等の扶助費でございます。国におきまして、生活保護制度を始め、保護基準の見直しが予定されておりますが、円安株高により企業業績に回復の兆しがうかがえるものの、直ちに雇用の広がりや賃金への反映に結び付かないことや、輸入に依存する食料品などの値上げが家計を圧迫する懸念もあることから、例年の当初予算に比べまして約5,000万円の増額となっております。  同じく59ページ中段の項4、災害救助費、目1、災害救助費につきましては、火災見舞金等で前年度とほぼ同額を計上しております。  以上が福祉部の所管に係る予算でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 8 ◯中谷尚敬委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございますか。上原委員。 9 ◯上原しのぶ委員 説明資料の7ページで、予算書は49ページです。精神障がい者医療費助成というところでお伺いをいたします。  今、精神障がい者の方々については、精神科にかかる分については0ということで、このことについては高く評価できるんですが、どうしてもいろいろな関連の病気になりやすくて、内科とか歯科とか、他の科目についても医療費助成を拡大してほしいという、そういう要望が高くなっておりますけれども、どのようにお考えか、お聞かせください。 10 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 11 ◯堀内秀格国保年金課長 福祉医療制度への要望ということで上がってきておりまして、昨年12月27日にひだまり会の方と、そしてまた、今年1月31日には精神障害者の福祉医療を実現する奈良県会議という方が来られましてお話をさせていただきまして、また回答もさせていただきました。  その内容ですけれども、現状も精神障がい者の方に対しては精神の通院に対しまして医療費の助成はさせていただいているんですけれども、更に福祉医療制度への適用ということになりますと、手帳の所持者は約380名おられまして、そうしますと、5,000万近く市の持ち出しということになりますので、市の財政負担上かなり厳しいというお話をさせていただきました。それから、今後に向けては、県内の市とも協議して、奈良県での助成制度、今は全くございませんので、そういった助成制度を適用してもらうように市も努力させていただきたいと。もし、県の助成が創設となれば、市としても前向きに検討していきたいということを回答させていただいております。以上です。 12 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 13 ◯上原しのぶ委員 昨年から今年にかけて、既に何度かお話合いを持っておられるということも分かりました。それから、5,000万近くの予算が要るということで、今の生駒市の財政状況の中では非常に厳しいということも理解するんですけれども、統合失調症であるとかいろいろな精神的な疾患を持っておられる方は、お薬の副作用等の関連でも非常に複雑な病気にかかり、入退院を繰り返したり診療を受けなければならないということで、非常に困窮状態にあるご家庭にとっては厳しい医療費があるということでございますので、これは重ねて何回か交渉もしておられるということですので、要望に代えさせていただきますけれども、是非こういう要望があるということを受け止めていただくようにお願いをしておきます。 14 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 15 ◯伊木まり子委員 予算案の概要の16ページに、障がい者福祉の医療費助成事業で、精神障がい者の年間の延べの件数が6,271件となっていまして、昨年が3,423件。それで、今、上原委員がおっしゃいました説明書の49ページの精神障がい者医療費についても、去年と今年とを比較しますと、900万から1,500万ぐらいにアップになっていますけども、今年の予算の計上というのは、今、上原委員がおっしゃった家族会からの要望とかも踏まえてアップ、そういうことはないんですか。その辺、少しご回答をお願いいたします。 16 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 17 ◯尾山隆啓健康課長 予算の方は、前年の実績から伸び率を考慮しまして予算化させていただいております。 18 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 19 ◯伊木まり子委員 ということは、要望書の考慮はないと。それで、要望書の方に成人の発達障がいの方に対応できるスタッフの配置というようなことを要望されていたと思うんですけども、それに対する何か予算の方での配慮というのはされていますのでしょうか。 20 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 21 ◯辻靖司福祉支援課長 今、伊木委員おっしゃっておられます地域活動支援センターに対応できる方ということで前もお答えさせていただきましたけども、今、委託の契約の中身におきまして、精神保健福祉士を含めた2.5人体制での委託料を今、予算計上させていただいておりますので、それ以上の、今回、25年度の予算計上はさせていただいておりません。前年と同額で今考えております。以上です。 22 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 23 ◯伊木まり子委員 確認ですけど、2.5人になっても同額ということなんですか。 24 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 25 ◯辻靖司福祉支援課長 今までから2.5人でその金額で運営していただきたいという契約でございますので、今現在、萌の方におきましても精神保健福祉士を配置していただいておりますので、それで対応をしていただけるものと考えております。 26 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 27 ◯成田智樹委員 今の同じ障がい者福祉費の扶助費の件でお尋ねしたいんですけども、今年の予算が15億195万4,000円ということで、前年に比べて10%ほど増額と扶助費全体はなっておりますけども、中身をちょっと見ますと、50ページの更生医療給付費から障がい福祉サービス利用者支援事業費等、それと特別対策事業費に関しては前年より減額という形の予算の額になっておると思うんですけども、これはどういう理由で。全体で10%伸びながら減額になるというのは、どういう理由でございますかね。 28 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 29 ◯辻靖司福祉支援課長 この扶助費におきましては、障がい福祉サービス費が大きく伸びておると思います。その中の、成田委員おっしゃいます更生医療とか他のものにつきましては、更生医療におきましては、前年度、大きな支出を伴う対象者がおられましたので増やしましたけども、実績に基づいて、今年度、25年度予算の方につきましては推計させていただきましたので、対前年に比べましたら少ないですけども、実績に基づいた積算ということでよろしくお願いいたします。 30 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 31 ◯成田智樹委員 その中で、すみません、細かいことで、地域生活支援事業費7,592万2,000円の中に、概要の17ページを見ますと、身体障がい者用自動車改造等助成、自動車改造、運転免許取得等の地域生活支援事業が入っているんですかね。これ、具体的に、身体障がい者用自動車改造等助成と自動車改造、運転免許取得等の額と、それと、これの助成、何名程度の方を見込んでおられるのかをちょっと教えていただけますでしょうか。 32 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 33 ◯辻靖司福祉支援課長 自動車運転免許取得費助成、これにつきましては、身体障害者手帳、肢体不自由等のために運転免許証を取られた場合に交付するものでございますけども、これは肢体不自由児・者の方で要した経費の3分の2、1万円が限度でございます。聴覚・言語障がいの方につきましては3分の1を助成するということで、5万円が限度でございます。平成23年度の実績におきましては、3名の方が対象となられました。  もう1点の自動車改造費の助成につきましては、身障手帳1、2級、肢体不自由児が就労するために車を改造されました場合に支給するものでございすけども、経費10万円を限度として助成するものでございます。これにつきましても、23年度、同じく3件という形で実績がございます。  したがいまして、この実績を踏まえた形での金額ということで、扶助費全体から考えましたら金額は幾らというふうな大きな積算はしておりませんけども、その実績に基づいた金額をこの中で計上させていただいております。以上でございます。 34 ◯中谷尚敬委員長 他に。上原委員。 35 ◯上原しのぶ委員 予算書の55ページで、ちょっとすみません、この内容について、55ページの真ん中よりちょっと上に未熟児養育医療等給付費というのがあるんですけれども、この未熟児というのは、2,600未満とか2,400未満が未熟児と言われるんですが、実際にはどういうふうなことか、ちょっと詳細に説明していただけますか。 36 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 37 ◯堀内秀格国保年金課長 部長の最初の説明にもありましたように、この事業自体は、地域主権改革一括法で4月から新たに県から移管されるものであります。体重が今言われたように何グラムということなんですけど、2,000グラム以下の未熟児に対して対象になっておりまして、なおかつ一般的な状態が、運動が不安があるとか、麻ひがあるとか、体温が34度以下とか、呼吸器系、循環器系でチアノーゼがあるとか、そういったのを複合して症状が出た場合にこの未熟児養育医療の対象になって、市から助成をするという形になります。1歳未満の未熟児であるということが条件になっております。以上です。 38 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 39 ◯上原しのぶ委員 これは、今年度の予算で初めてですか、過去にありましたか。ちょっと勉強不足ですみません。 40 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 41 ◯堀内秀格国保年金課長 過去にはございません。4月1日から県から移管されますので、初めての予算措置でございます。 42 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございました。 43 ◯中谷尚敬委員長 すみません、私の方からちょっとお願い事があるんですが、質問者におかれましても、答弁者におかれましても、挙手の上、はいと声を上げてもわらなちょっと分かりませんので、その辺、よろしくお願いいたします。  他にございませんか。成田委員。 44 ◯成田智樹委員 そうしましたら、同じ、今開いていた55ページの、その上の負担金補助及び交付金の中の省エネルギー化推進補助金ということで今回この事業概要版にも出ておる2,261万3,000円の新規事業でございますけども、これ、私立保育所省エネルギー化推進補助だと思うんですけども、ちょっとこれ、説明、この紙を読んでいても具体的にどこで何をするのかというのが分からないんですが、具体的な内容をちょっと教えいただけませんでしょうか。 45 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 46 ◯吉川和博こども課長 この省エネルギー化推進事業でございますが、民間保育園でございますけども、そちらの方で、施設の整備に当たりまして、再生エネルギーということで、太陽光をお取り付けになられるとか、それからLED化とか空調設備の更新、それから冷蔵庫等の家電製品の省エネ備品への交換ということの補助をさせていただくものでございます。 47 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 48 ◯成田智樹委員 いや、それは書いてあるから分かります。どこの保育園でされるんですか。これ、2,261万3,000円と非常に具体的な金額が出ていますけども、どこの保育園で何をされるんですか。 49 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 50 ◯吉川和博こども課長 対象となる保育園でございますけども、平成20年までに建設されました民間の保育園でございまして、新しくできました、学研まゆみ以降の、うみ保育園、それから今回開設いたします3園については対象外となりまして、個々の保育園の児童数に応じて、年間1人当たり3万円掛ける児童数の4分の3を補助するものでございます。どういうものを付けられるかというのは、これから園の方でご検討いただいて、省エネ化に推進をしていただくというものでございます。 51 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 52 ◯成田智樹委員 今おっしゃった1名当たり3万円掛ける4分の3ですか、その積み上げた金額がここに出ているということで、具体的な、ここにエアコンとか冷蔵庫とか照明機器等とは書いていますけども、何かというのは、まだ全然何も上がってきていないということですか、ないということですか。 53 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 54 ◯吉川和博こども課長 その3万円掛ける児童数で4分の3分が限度として、その範囲内でそういった機器を更新していただくということになります。今現在は、具体的にどの園が導入をするかというのは、これから園の方からご提案いただくものでございます。 55 ◯中谷尚敬委員長 他に。山田弘己委員。 56 ◯山田弘己委員 それでは、事業概要版のところで、2ページのインターネット人権セーフティネット事業から、数点、市民部所管のところにちょっと確認したいと思います。  このインターネット人権セーフティネット事業というのは新規事業ということなんですが、実は、これ、平成24年度では、所管が違うところで教職員を対象に既に啓発事業をされていて、25年度では人権施策課での予算が付いて新規という位置付けだと思うんですが、本当に限られた15万円の予算の中で、事業概要1)から、下から3行目、広報、啓発から情報収集、講座開催、関連サイトの情報というふうな形で概要は広げられていますが、この限られた15万円のところで市内小中学校で研修会を実施していくという、具体的にどのような手段を採ってやるかをちょっと教えていただけますか。 57 ◯中谷尚敬委員長 上田課長。 58 ◯上田俊毅人権施策課長 ただ今ご質問いただきましたインターネット人権セーフティネット事業でございますが、今年度の24年4月から、市のホームページの中に専用ページを設けまして、啓発活動を実施しておるところでございます。今回の15万円の予算につきましては、一応、数校、二、三校の予定ですけども、学校に行きまして、講師が出向き、学校の先生であったり子どもたちであったり保護者の方々を対象に、現在のインターネットの状況についての啓発であったり実態について研修していただくというものでございます。 59 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。
    60 ◯山田弘己委員 これ、予算説明書の35ページのところでも、目10、人権施策費の節8、報償費ということで、ここの中の説明で、人権相談員謝礼ということで11万上がっていますが、これが大半というところなんですね、この15万の内訳というのは。これは確認ですが。 61 ◯中谷尚敬委員長 上田課長。 62 ◯上田俊毅人権施策課長 今ご指摘いただいています35ページの下の講師謝礼の46万8,000円の中に15万円が入っているというふうにご理解いただければ。 63 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 64 ◯山田弘己委員 この46万8,000円の内訳の15万ということですが、これ、先ほど二、三校での実施ということですが、何を最終的には成果物として出されるんでしょうか。要は、この効果ですね。人権セーフティネット事業で研修をして、最後、各関係機関と連携し、とまで書いてありますが、この中で最終的な到達点というのは何をお考えでしょうか。 65 ◯中谷尚敬委員長 上田課長。 66 ◯上田俊毅人権施策課長 まず、現在のところ、実際、インターネットの普及というのが、国の調査によりますと、全国民の79.1%ということで、特に13歳から49歳までの年齢にいきますと9割以上インターネットを活用されているという実態がございます。ただ、特に子どもたち、小学校、中学校の子どもたちにつきましては、保護者の方々が、実際に、子どもたちが、どういった実態で、インターネットの掲示板であったりそういったもろもろのインターネット関係、携帯も含めますけども、利用されているかということも、先生方も含めてご存じになられていないという現状がございますので、それをまず知っていただいて、現状認識をまず進めていきたいというふうに考えておるところでございます。 67 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 68 ◯山田弘己委員 はい、分かりました。パソコンだけでなく、当然、携帯電話、これも端末ということですので、そこは限られた予算の中では啓発をきっちりやっていただきたいと思います。 69 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 70 ◯山田弘己委員 続いて、事業概要版の次のページ、3ページ、コンビニ交付に税証明を追加しますについて、数点、お尋ねしたいと思います。  これは実施計画表の11ページにも記載されていますが、住民基本台帳が、今、累計で約2万枚交付されていることについて、この26年1月、年明け中旬から税証明を受け付けるという、コンビニでも交付されるということで、考えると、住民票、印鑑登録証明書、戸籍、税証明ということで、ほぼコンビニでこういう公的証明が取れるフルスペックまで到達したのではないかということで、これは高く評価したいと思いますが、要は、全国のコンビニに展開するということで、実際、効果的なもの、市外と市内、どれぐらいの割合で交付されているか、あるいは奈良県内と県外、背景には総務省が管轄していると聞いていますが、要は、取得場所の実態、数値が分かれば教えてください。どれだけ市外とか県外で取得されているかという数値があれば教えてください。 71 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 72 ◯西本栄次郎市民課長 コンビニ交付の市内で交付している分につきましては、67.4%が市内で取っておられます。それから、市外県内ということになりましたら11.5%、そして、県外になりましたら21.1%。この21.1%の大半が、17.2%が大阪府ということになっております。 73 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 74 ◯山田弘己委員 ありがとうございます。先ほどの市内と市外と考えると、市内が67.4、7割がほぼ市内と、それ以外が3割という理解でよろしいですね。 75 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 76 ◯西本栄次郎市民課長 そうでございます。 77 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 78 ◯山田弘己委員 全国といっても、私、もうちょっと市外の方が少ないのかなと思ったら、それなりの3割効果は出ていると思いますが、これについては、コンビニと直接契約することではなくて、総務省あるいは総務省の外郭団体と直接契約しているという位置付けですが、その運用に当たって、何か税証明を取り付けるに当たって、新たな追加事項というのはあるのでしょうか。運用等ですね。契約条項とか、税証明に当たって教えてください。 79 ◯中谷尚敬委員長 新谷部長。 80 ◯新谷厚市民部長 契約につきましては、またその分も追加するという形になると思いますけれども、それ以外で、項目が増えますので、また条例改正を行いまして、その項目を追加するということで、条例改正を伴うということでございます。以上でございます。 81 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 82 ◯山田弘己委員 分かりました。  あと、ざっと7割が市内で市外が3割という利用ですが、これ、コンビニということですから、そのままこういう帳票をコピーとったりするケースというのがあるんですが、あくまでもこれは個人情報ですので、こういう公的な市役所でとる場合は職員等でフォローはできるんですが、こういう個人情報の取扱いについて、何か紛失したり、トラブルという事例は報告されていないでしょうか、教えてください。 83 ◯中谷尚敬委員長 新谷部長。 84 ◯新谷厚市民部長 そういうトラブルに関してはございません。それに関しまして、一応、防止機能として、取り忘れの場合にブザーが鳴るとか、それから、今おっしゃられたように個人情報ですので、店員の方に頼んで何かやってもらうということはないんですね。ですから、キャッシュカードと同じで、CDで現金を下ろされるのと同じような形で、カードをかざしていただいて、項目に従って順番に進めていただければ、後はお金を入れれば証明書が出てくるという形になっておりますので、自分以外の人を介在することはございませんので、プライバシーに関しては大丈夫だと考えております。以上です。 85 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 86 ◯山田弘己委員 分かりました。  そうしましたら、来年の1月中旬から税証明を拡大するということですが、それ以降の何か公的書類を追加導入するという考えはありますか。 87 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 88 ◯西本栄次郎市民課長 今現在としては、これ以上はまだ考えておりません。 89 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 90 ◯山田弘己委員 であれば、これで、公的な機関、本庁も含めて、市役所で窓口業務が、市内、市外で3割ということで、業務もその分は削減されたということで、効率化が図られるんですが、じゃ、そういった他に3割出た業務が空いた時間と言いますか、人員的なものというのは効率化が進められていると思うんですが、そういった効率化を進めて、この部署内で新たな業務ができるという時間とか人員的なもの、影響が出てきていると思うんですが、何か、要は、業務を外出しする影響、どういったものが図られていますでしょうか。その業務を外出しすることによる効率化が図られた成果として、人員的なものが少なくなったとか新たな業務ができたという効果的なものを教えてください。 91 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 92 ◯西本栄次郎市民課長 この交付に伴いまして、市民課の方では、市民係の方で1名減という人件費の削減ということになっておろうかと思います。 93 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 94 ◯山田弘己委員 はい、分かりました。  取りあえず税証明まで、来年1月中旬になればフルスペックでされるということで、そうやって、毎年、負担金と補修料で経常的にはランニングコストは700万ぐらいかかる事業ですので、便利さの中には陰に隠れた費用負担がかなりあるということを懸念して、慎重に推進していただきたいと思います。 95 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 96 ◯山田弘己委員 続いて、ちょっとこれは細かい話なんですが、予算に関する説明書の中で、40ページ、これも新規事業だと思うんですが、きっちりした言葉が、説明の一番下から3行目、地方税電子化協議会負担金、約200万予算されていますが、要は何を確認したいかと言うと、確定申告の場合は電子帳票でe―Taxというのは既に普及されていると思うんですが、法人住民税とか個人の住民税の申告で電子帳票化が実は生駒市はまだできていなかったということで、いわゆるローカルのLのeLTaxというシステムがあるんですが、これはこの200万の中で計上されているということでよろしいでしょうか。確認です。 97 ◯中谷尚敬委員長 奥村課長。 98 ◯奥村弘之課税課長 所得税との国税連携につきましては早々に実施しておりますけれども、それ以外の、今、委員ご指摘のとおり、電子化につきましての法人と固定資産税のこの部分につきましては、奈良市は早くからしておるんですけれども、生駒市につきましては、今年の11月に実施予定になっております。来年の1月には、企業からの給与支払報告書、それを電送で受けられるような体制づくりにしております。ですから、今回入れておる予算の中に25年度の中で実施させていただくと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 99 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 100 ◯山田弘己委員 生駒市と言えば、こういう手続き、コンビニで住民票等を取れたり、e―Taxという導入もされていますが、私の友人の中で税理士がおりまして、その中でもeLTaxの導入が奈良県自体はかなり近畿2府4県では遅れているエリアなんですが、特に南部地域、上北山村、そういったところではもう既にeLTaxという制度は入っているということで、よく生駒市さんでなぜ入っていないんですかと非常に各種関係者から言われまして、生駒市の職員がいる、社員がいるところでは、税理士が、半ば冗談で、生駒市にいる会社ではちょっと顧問料を上げてもらおうかなと、源泉徴収票の手続きがかなり煩雑になるんですが、このeLTaxを入れれば、電子帳票扱いして、かなりスムーズにいけるということで、ここは、そこを踏まえて、この告知というのはきっちりされる予定でしょうか。今年の11月ということで、どのような形で告知をされますでしょうか。 101 ◯中谷尚敬委員長 奥村課長。 102 ◯奥村弘之課税課長 今おっしゃいましたとおり、県下でも南部地域につきましては早々にeLTaxを活用しましていろいろと運用をしておられるんですけども、生駒市を含めて、北部の市域部分では若干遅れておりますが、今年の11月にほとんど県下の全ての市町村が対応可能になると考えております。これにつきましての広報的なものなんですけれども、一応、法人市民税に関しましては、もちろん各企業さんも含め、それから税理士さんの協会、そちらの協力をいただきましてPRをさせていただいて、こちらのeLTaxの方をご使用いただけるように進めていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 103 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 104 ◯山田弘己委員 ありがとうございます。eLTaxという言葉自体もこの予算書を見たらなかなか出てこないので、そういう位置付けかなと思いましたので、ここはきっちり告知していただきたいと思います。  所管部で最後の質問をさせていただきますが、続けて、これも42ページのところでさらりと書いているところです。予算に関する説明書42ページ一番右の戸籍総合システム委託料だと思うんですが、これについても、先ほどの新谷部長の説明でも、戸籍副本データ管理システムを構築するということがありまして、東日本の3.11の震災から、戸籍を全国2カ所でバックアップ、管理センターで持つということが、これは管轄が法務省ですので、国の施策として2カ所で持ちますよということですが、この全国2カ所の持ち方、場所を教えていただけますか。 105 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 106 ◯西本栄次郎市民課長 2カ所につきましては、関西と北海道でございます。 107 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 108 ◯山田弘己委員 関西と北海道ではかなり広域な話ですが、具体的には何市と何市というのは分かるんでしょうか。 109 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 110 ◯西本栄次郎市民課長 具体的な市町村名につきましては、場所につきましては、セキュリティの関係上言えません。 111 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 112 ◯山田弘己委員 それは理解しました。私も個人情報の出ですから、実態はどこであるかというのは分かります。これについての予算ということで、実施計画書では、システムと保守料を合わせて約300万弱の予算が上がっていますが、システム構築業務というのは、約280万ですね、これは単年度だけということで、来年度以降はランニングコストだけということですね。 113 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 114 ◯西本栄次郎市民課長 そうでございます。 115 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 116 ◯山田弘己委員 法務省管轄の戸籍データは2カ所で持つということで、そこはセキュリティ大丈夫だと、安全性の面ではいいかと思いますが、別途、住基データの持ち方については、このような2カ所で持つという考えはあるのでしょうか。これは確認です。 117 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 118 ◯西本栄次郎市民課長 住基データにつきましては、庁内と市内ということで聞いております。 119 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 120 ◯山田弘己委員 庁内と生駒市内。じゃ、同じ市内で別々の場所で保管という形ですが、安全性の面については、いかがお考えですか。 121 ◯中谷尚敬委員長 西本課長。 122 ◯西本栄次郎市民課長 今現在、2カ所ということで私どもは聞いておるんですが、それについての安全性うんぬんについてはと言われますと、そこまでは私どもの方ではちょっと分からない状態でございますが。 123 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 124 ◯山田弘己委員 今回、法務省が、当市の場合は戸籍を関西と北海道で、ロケーション的にも離れたところで持つというのが、これは納得のいく話なんですが、基本的に、市民生活では、戸籍と、それも住基データの方が非常に市民生活では重要視されると思うんですが、そのデータが場所は違うけれども同じエリアで2つあるというのは、リスクのことを考えると、ちょっと検討していただきたいところだと思うんですが、そこはいかがですか。 125 ◯中谷尚敬委員長 新谷部長。 126 ◯新谷厚市民部長 2カ所と言いましても、庁舎と、それから庁舎外ということで、かなり強固なところに置いてあるというのは確かなので大丈夫だと思っておるんですけれども、今、委員おっしゃるように、具体的にそういう災害が起こったときに、同一地域にあるということで、何らかの、万が一そういう形でデータが滅失するということは非常に重大な事項でございますので、今後、ちょっと検討してまいりたいと思っております。以上です。 127 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 128 ◯山田弘己委員 了解しました。これもバランスで、戸籍データが関西、北海道で分かれているにもかかわらず、住基データだけがなぜ同じとこで持っているかというのは、普通の市民で考えると、ちょっとこのバランスは違うのかなと思うことがありましたので、これは費用も当然かかるかと思いますが、検討課題としていただければ結構です。以上です。 129 ◯中谷尚敬委員長 他に。上原委員。 130 ◯上原しのぶ委員 民生費の関係でお聞きしたいと思います。  予算書では49ページの障がい者福祉費なんですけれども、これ、説明資料の11ページのところに、重度心身障がい者福祉年金給付事業費ということで、皆無で、0で出ているんですが、これ、市長の施政方針の中にもあったんですが、昨年度、重度心身障がい者の福祉年金事業費、給付費は廃止されました。それの経過としては福祉施設を造るということだったんですが、その予算が取られてない状況なんですけれども、どのような見通しを持っておられるのかお聞かせください。 131 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 132 ◯辻靖司福祉支援課長 現在、内部で障がい者に対します福祉サービスの環境整備等につきまして方策を検討しておるところでございますけれども、今現在、具体的にお示しするまでには至っておりませんので、25年度予算では計上しておりません。 133 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 134 ◯上原しのぶ委員 まだしばらく時間がかかるということで、当事者とのお話合いは進んでいますか。 135 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 136 ◯辻靖司福祉支援課長 今申しましたように、まだ具体的な方策という形でお示しできない状況でございますので、それが固まったら、また当事者等のご意見も伺うことになろうかと思いますけれども、現段階では、まだそこまで至っておりません。 137 ◯上原しのぶ委員 じゃ、よろしくお願いしておきます。  次、よろしいですか。 138 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 139 ◯上原しのぶ委員 予算書の58ページ、説明資料の6ページの生活保護費のところでお聞きしたいんですが、これ、現状から見通しについてお聞きしたいと思います。  昨年度末、生活保護費というのは国の方も削減する方向で国会でも話が進んでいるんですが、年末手当の3,000円が打ち切られたということで、非常に厳しい冬だったのが、灯油は値上がりするわ、暖房費が無いわということで、大変な厳しい状況にあったと思うんですが、今、生活保護費を受けておられる対象世帯は595件だというふうに聞いているんですけれども、これ、聞けるかどうか、ちょっと委員長のあれ、3,000円を削られた理由を聞きたいんですが、よろしいですか。 140 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。答弁できるねやったらしてください。 141 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 削るというお話でございますが、これ、確かに平成23年度で廃止をしております。これも、生駒だけじゃなしに、県下各市の状況を踏まえ、廃止、全てされましたので、生駒市も廃止したという経緯でございます。経緯としては以上でございます。 142 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 143 ◯上原しのぶ委員 回復してほしいという要望等は当事者から出ておりますか。 144 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 145 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 生活保護水準のいわゆる金額面での高い水準での受給を希望される保護者の方は、当然、ほとんどの方でございます。ただ、今、委員ご指摘のように、いわゆる歳末見舞金に代わるもの、代わると言ったらおかしいですけど、生活保護に組み込まれております冬季加算というのがございます。この冬季加算というのは、冬季という自然状況といったことを踏まえた暮らし向きを前提に、1世帯当たり2,800円から5,000円の範囲内で加算してございますので、これは生活保護制度上そういった暖房費も見ておるというふうに私どもは考えております。以上でございます。 146 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 147 ◯上原しのぶ委員 はい、分かりました。一応、生活保護を受けられる方というのは、厳しい生活状況の中で要望も大変切実になっておりますので、その辺は当事者としっかりと話合いをしていただきたいと思います。  次、いいですか。 148 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 149 ◯上原しのぶ委員 説明資料の3ページのところの私立保育園3園開設ということで、定員100名のところが3つということで、単純に計算いたしまして300人待機児童が減るかなというふうに受け止めておりますが、今後の待機児童の減っていくという見通しはどのように持っておられるか、現状を教えてください。 150 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。
    151 ◯吉川和博こども課長 300人の定員の新園ができるわけでございますが、本年3月1日現在の待機児童数は226名となっております。その内訳でございますが、0歳児が140名、1歳児が44名、2歳児が30名となっておりまして、9割以上が3歳児未満ということでございます。4月になりますと、この0歳児140名は、今、満1歳になっているお子さんと0歳の方が含まれておりますので、これを2つのクラスに4月から分かれるといったことがございますが、300人が増えても、このクラス編成をバランスを崩していくということがございますので、1歳、2歳の部分を広げるということはなかなか難しい状況でございます。そうしたことから、若干、待機児童の発生は出るというふうに見込んでおります。 152 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 153 ◯上原しのぶ委員 これ、もう要望にしておきますけれども、保育所というのは、できてもできても、できたらできたで働いてみようかという保護者の方が出てくるので、追いかけごっごになるかも分かりませんが、その辺、現状を見ながら適切に対応してくださいますように、よろしくお願いしておきます。 154 ◯中谷尚敬委員長 他に。樋口稔委員。 155 ◯樋口稔委員 先ほどの上原委員さんの質問の生活保護の件、ちょっとお尋ねしたいんですけども、現在595世帯ということで、8月から国も見直すということになっていますけども、今、25年度予算案の概要版19ページの8番、5,000万ほど前年より増えているわけですけども、これは、市が4分の1負担、国が4分の3負担で、595世帯ですけども、年代別には、高齢者とか若年層とかの割合なんか、どんなもんでしょう。 156 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 157 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 私ども、統計上、年代別ではとってございません。いわゆる世帯の形態でとってございます。平成24年度、今、3月1日付けでもってデータとして申し上げます。パーセンテージで申し上げますと、高齢者世帯が45%、母子世帯が9%、障がい者世帯が8%、傷病世帯が22%、その他世帯、このその他世帯というのが、いわゆる稼働能力、働ける能力のある世帯の方です、この方の世帯が16%。以上でございます。 158 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 159 ◯樋口稔委員 最近、新聞紙上とかテレビ、いろんな不正受給が報道されて、見受けられるんですけども、何か市ではこの対策とか採っておられるんでしょうか。 160 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 161 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 いわゆる不正受給の対応についての件でございますが、この不正受給については、市独自で施策をするというようなことは、生活保護上考えられないと申しますか、生活保護法上の制度としていわゆる不正受給に対する対応が決まってございます。したがいまして、生駒市が特色を出して不正受給を見付けるというようなことは、今のところ地方自治体ではできないと。ただ、警察のOBの方を配属していただいて、いわゆる不正受給に関する刑事的な対応といったような対応をされておられる自治体はございます。以上でございます。 162 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 163 ◯樋口稔委員 今、家庭訪問とかその辺は、年に何回かはされているんでしょうか。 164 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 165 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 いわゆる傷病世帯と思われる世帯については、月に1回は訪問してございます。ただ、健康でおられる方につきましては、データ的にはとってございませんが、月1回よりインターバルとしては長い期間になります。以上でございます。 166 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 167 ◯樋口稔委員 その場合、近くの民生委員さんとか、ご一緒には行かれるんですか。 168 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 169 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 民生委員さんのお力を借りるというような場合でございますが、通常の私どもの業務の中では、民生委員さんと一緒にご訪問するというようなことはやりません。あくまで、民生委員さんには、その世帯で何か異常めいたものがあったときに、私ども生活保護の部局にご連絡いただくというような、そういう通報的なことをお願いしておる現状でございます。以上でございます。 170 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 171 ◯樋口稔委員 若年層の方も、結構、最近、40未満の方とか40過ぎの方もおられるとお聞きしているんですけども、この方たちの就職支援とかその辺は、県と何か連携されているんですか。 172 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 173 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 就労支援につきましては、私ども、国のハローワークと連携いたしまして、稼働年齢のある方に対しまして、いわゆる就労意欲を持っていただくよう指導はしてございます。この前もお話ししたかも分かりませんが、平成23年度で230人の就労対象者がございましたけど、35人が何らかの形で就労にこぎつけたというようなことがございます。以上でございます。 174 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 175 ◯樋口稔委員 それで、この方たち、医療費が無料なんですけども、当然、病院、通院されるわけですけども、今、生駒市ではジェネリックを使用してくださいという啓発をされているんですけども、この方たちにもこの辺は浸透されているでしょうか。 176 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 177 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 私ども窓口の方では、いわゆるジェネリックを使用してくださいよというような啓蒙的なことは申してございます。ただ、あくまで、今回の生活保護法の改正におきましても、ジェネリックを義務化するというようなことは国も踏み切らないように聞いてございます。すなわち、推進にとどめるということになってございますが、今後も国の方針どおりジェネリックをお使いいただくというふうに進めてまいりたいと考えてございます。  なお、私ども、データ的に、今、いわゆる医療扶助を受けられておられる生活保護受給者の半数強が何らかの形でジェネリックはお使いになっておられるということは確認してございます。以上でございます。 178 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 179 ◯樋口稔委員 生駒市でも、この間、ジェネリックの推進なんかやっておりますから、これも是非進めていっていただきたいと思います。 180 ◯中谷尚敬委員長 まだようけありますか。 181 ◯樋口稔委員 まだ。いいですか。 182 ◯中谷尚敬委員長 ちょっと代わってもらえますか。伊木委員。 183 ◯伊木まり子委員 予算に関する説明書の61ページですけども、妊婦一般健診の補助金、これ、昨年より20万円減額となっていますけども、1人当たりの補助券の利用金額というのは、どうですか、8万5,000円以下に収まっているんでしょうか。それで計算をされているのか、その辺を教えてください。 184 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 185 ◯尾山隆啓健康課長 妊婦一般健康診査の補助金につきましては、支払方法が、委託料と負担金がございます。今、委託料の方にシフトしていまして、全体としては増加という形になっております。 186 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 187 ◯伊木まり子委員 1人当たりの利用の金額ですけども、それは8万5,000円に収まっていますか。 188 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 189 ◯尾山隆啓健康課長 ほぼ8万3,000円でございます。 190 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 191 ◯伊木まり子委員 予防費の13、委託料が、約4,200万、前年に比べて多くなっていますけども、その理由はどの辺にありますか。 192 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 193 ◯尾山隆啓健康課長 主な原因といたしましては、予防接種等の委託料の方で、小児用肺炎球菌、ヒブ、子宮頸がん予防ワクチンが定期接種化されたことによりまして、自己負担金を無料にします。それで、若干、受診率も上がるであろうということと、前年度途中でポリオの生ワクチンが不活化に換わりました。その分が、単価が高いのが原因で増になっております。主な原因としてはそういうとこです。 194 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 195 ◯伊木まり子委員 予防接種の去年のところは高齢者のインフルエンザとかBCGの接種、麻しんというのが入っていたと思うんですけども、この辺については同じように計上されているということですか。 196 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 197 ◯尾山隆啓健康課長 はい、変わりなく計上させていただいております。 198 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 199 ◯伊木まり子委員 同じ61ページで、予防費のところで、寄附金ですか、1億円計上されているんですけども、これはどういうことか、教えてください。 200 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 201 ◯尾山隆啓健康課長 これにつきましては、メディカルセンターがこの4月から一般財団法人へ移行されます。その中で、一般財団法人移行の過程の中で、認可を受けるためには、関係法律整備法第117条等において、旧法人の解散時の純資産額を公益目的に支出することにより0とする計画の作成が義務付けられているそうです。その中で、正味資産が1億6,000万ほどあるんですけども、25年度は1億円を寄附という形で話合いがなされて、この寄附金になっております。 202 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 203 ◯伊木まり子委員 62ページの方ですけども、健康管理センターの11、需用費の修繕費が約700万円増になっていますけども、これの理由を教えてください。 204 ◯中谷尚敬委員長 尾山課長。 205 ◯尾山隆啓健康課長 健康センターの空調の入換えをしようかなと思っています。 206 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 207 ◯伊木まり子委員 予算案の概要9ページ、防災対策のところなんですけども、医療材料に関係するので健康課に聞きたいんですけども、よろしいでしょうか。  9ページで救護所用医療資機材備蓄というのが上がっておりますけども、どういう内容でどれぐらいの予算を組んでおられるのか、内容の方を特に教えてください。 208 ◯中谷尚敬委員長 どんなものを置いているかいうて、医療の関係やからいうて、答えられるねやったら答えたって、それだけ。尾山課長。 209 ◯尾山隆啓健康課長 細かいところは、すみません、分からないんですけども、例えば。 210 ◯中谷尚敬委員長 分かれへんかったらええ。また所管のときにするから。分かれへんかったら。 211 ◯伊木まり子委員 所管が分からんと言うたんです。 212 ◯尾山隆啓健康課長 舌圧子とか。 213 ◯伊木まり子委員 よろしいですか。 214 ◯中谷尚敬委員長 ちょっと待って。 215 ◯尾山隆啓健康課長 すみません。 216 ◯中谷尚敬委員長 分かるんやったら答えたってくれたらええねんで。(「近藤さんが答えたらいいんや」との声あり)そうそう。近藤補佐。 217 ◯近藤桂子健康課課長補佐 その細かな内容につきましては、まだ危機管理課の方と細かな打合せがなくて、そういう情報は把握しておりません。 218 ◯中谷尚敬委員長 そういうことです。 219 ◯伊木まり子委員 実は、防災の方に、今井部長の方にお聞きしたら、自分とこでは分からないので、健康課に聞いてくださいということだったので。 220 ◯中谷尚敬委員長 いや、聞きます。今井部長。 221 ◯今井正徳企画財政部長 分からないと言いますか、ある程度の予算は取っておりますけれども、まだこれから医師会の方と相談しながらどういうようなものが具体的に必要やということを決めていくということで、今の段階でこういうもの、こういうものというのは、ある程度は積算の段階でやっておりますけれども、詳細な部分については先ほど申し上げましたように医師会と詰めさせていただくということで、よろしくお願いいたします。 222 ◯中谷尚敬委員長 これからやって。伊木委員。 223 ◯伊木まり子委員 もう1点だけ、すみません、概要の方の18ページなんですけども、敬老の日の贈物が、去年までは米寿の方と白寿の方だったんですけど、今年は米寿の方をやめられましたけども、きっと88になろうという人は残念かなと思われていると思う。一体、その人数は、去年は白寿何人、米寿何人、今年は白寿何人、米寿何人か、まず、そこを教えてください。 224 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長、分かるか。 225 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 はい、分かります。 226 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 227 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 去年の分はちょっとご勘弁願いたいと思います。今年度、新年度で行う敬老の日の白寿の贈物の対象者は、今のところ47人を見込んでございます。以上でございます。 228 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 229 ◯伊木まり子委員 予算としてはこれは幾らぐらいで、米寿の方への贈物を減らすためにどれだけ減額になったのか、教えてください。 230 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 231 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 まず、差額から申し上げないといけませんか。 232 ◯中谷尚敬委員長 はい。 233 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 差額につきましては、いわゆる米寿の方につきましては、今年度、失礼しました、新年度行うとすれば、319名の方がおられます。23年度のいわゆる米寿の方に贈物をした贈答品の、失礼な言い方になりますが、額で申し上げますと、1人当たり2,500円のものを319名の方にお贈りするとするならば、80万円弱のいわゆる米寿の方については減額になろうというふうに試算してございます。以上でございます。 234 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 235 ◯伊木まり子委員 ここでは米寿の方はなくなったというだけですけども、何かそれに代わるものとか、こういう品物じゃないけども、例えば中学生とか小学生からレターを送るとか、何かそのような別の対策とか、考えておられますか。 236 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 237 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 私ども、市長の方にお願いいたしまして、この319名、恐らく319名をちょっと上回るかと思いますが、お祝い状の送付を考えてございます。以上でございます。 238 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 239 ◯伊木まり子委員 それは、市長のお名前でお祝い状を送るという計画ということですか。 240 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 241 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 全て直筆になるかどうかは別にいたしまして、市長に署名いただいたものを何らかの形で祝い状に載せたいというふうに考えてございます。 242 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 243 ◯樋口稔委員 私、25年度の予算の概要について、市民部さんの総務費。(「何ページ」との声あり)14ページ、2番、交通安全対策のとこ、3人乗り自転車貸出事業とありますね。これ、昨今、自転車に乗って生駒市以外で事故が起こっているとか、そういう報道をされているんですけども、生駒市、坂が多いですから、この辺、いわゆる安全対策とか、それから、現在、何台ぐらい貸し出しているのか、その辺、ちょっとお聞きしたいなと思って。 244 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 245 ◯米田秀一生活安全課長 自転車につきましては電動式が62台あるんですけれども、全て貸出しをさせていただいております。安全対策については、TSマークとか、そういう自転車を修理に出したときに保険とかも入っております。(「講習は」との声あり)すみません、何と言うんですかね、受けていただくときに、安全対策としまして、警察の方から来ていただきまして、自転車教室の方を開催させていただいております。まずはルールを覚えていただくということで、それをやっていただいて乗っていただくというようなことをさせていただいております。 246 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 247 ◯樋口稔委員 62台あるんですけど、その貸出しの状況なんかどんなんですの。 248 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。
    249 ◯米田秀一生活安全課長 全車、貸出しをさせていただいております。 250 ◯樋口稔委員 ああ、そうですか。 251 ◯中谷尚敬委員長 勝手に物を言わんとってください。樋口稔委員。 252 ◯樋口稔委員 ごめんなさい、すみません。まだお待ちの方とか、その辺の方もおられるんですか。 253 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 254 ◯米田秀一生活安全課長 前回につきましては、77名ほど応募があったんですけれども、順番に、リタイアとかいろいろありまして、最高、延べで63というような形になっております。結局、待たなあきませんので、もういいわという方も結構おられまして、抽選のときには台数を上回る方の申請の方をいただいておるのが現状でございます。 255 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 256 ◯樋口稔委員 分かりました。  次に、同じ概要の15ページの11番、税賦課徴収ということで、平成24年度が7,319万5,000円で、25年度は1億792万4,000円の予算をされています。これ、路線価の調査算定業務ということで、新規でされているんですけども、予算に関する説明書の40ページ、下の方に委託料5,530万9,000円とありますけども、この辺について、ちょっと教えていただけますでしょうか。 257 ◯中谷尚敬委員長 何を。 258 ◯樋口稔委員 何社に委託されるのか、どの辺に委託されるのか。路線価調査算定業務。 259 ◯中谷尚敬委員長 奥村課長。 260 ◯奥村弘之課税課長 おっしゃっているのは、路線価等の調査算定業務を何社に委託されるかということと判断させていただいているんですけれども、現状、債務負担行為の設定をさせていただいていますので、基本的には、今年度、入札をさせていただきまして、業者を設定いたします。その設定いたしました業者につきましては、26年度につきましては、継続ということで、随意契約という形で、今年度、入札で落札した業者に随意契約をさせていただくという形になります。 261 ◯中谷尚敬委員長 それは1社か。 262 ◯奥村弘之課税課長 今年度は入札をかけますので、何社来られますか、かけた段階で、業者数はちょっと今のところではまだ未定ですけども。 263 ◯中谷尚敬委員長 いやいや、落札は1社にするのか。 264 ◯奥村弘之課税課長 落札は1社で一応する予定で考えております。 265 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 266 ◯樋口稔委員 続きまして、予算の概要の16ページの一番上に、新規のとこで、人権史跡フィールドワーク事業ってありますね。これはどういうことなんですかね。 267 ◯中谷尚敬委員長 もう一度言ってください。 268 ◯樋口稔委員 どういう事業か、教えていただけますか。 269 ◯中谷尚敬委員長 上田課長。 270 ◯上田俊毅人権施策課長 人権史跡フィールドワーク事業なんですけども、基本的には、コースを何コースか設定させていただいて、最寄りの駅から2キロ程度の行程で、近くにある史跡だとか人権にゆかりの地を訪ねていただいて、実体験として会得していただくような、ハイキングを兼ねた研修というような、そういうふうな感じにご理解いただければ結構かなと思います。 271 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 272 ◯樋口稔委員 例えば2キロというのはどの辺までなんですか。一例だけでも結構ですけども。 273 ◯中谷尚敬委員長 上田課長。 274 ◯上田俊毅人権施策課長 生駒コースの場合は、南生駒のいわゆる行基関連の地域であったり、奈良の方では、ならまちの方も含めまして、奈良コースと、あと、天理かその辺で、大体、近郊で考えている、生駒も含めまして考えておるところでございます。 275 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 276 ◯樋口稔委員 案内とか、これはどなたが。案内とかその辺は、パンフレットだけですか。 277 ◯中谷尚敬委員長 広報や。上田課長。 278 ◯上田俊毅人権施策課長 案内。 279 ◯中谷尚敬委員長 どう広げるかや。 280 ◯上田俊毅人権施策課長 募集は、市のホームページなり広報を通じて募集させていただきたいと思います。それで、現地においては、生駒の場合も含めまして、ゆかりの地の学識のある方を案内役に選考してやりたいと考えておるところでございます。 281 ◯中谷尚敬委員長 樋口稔委員。 282 ◯樋口稔委員 分かりました。  続いて、この下の16ページの福祉部の4番の障がい福祉サービス、先ほどちょっと成田委員もおっしゃられたんですけども、1,900万増えているんですけども、率にすると120%ですけども、この中の介護給付委託とか、このどの辺が一番増えているんですかね。 283 ◯中谷尚敬委員長 辻課長。 284 ◯辻靖司福祉支援課長 障がい福祉サービス費、介護給付費の方が大きく伸びております。以上です。 285 ◯中谷尚敬委員長 奥村課長。 286 ◯奥村弘之課税課長 すみません、先ほどの路線価等の調査委託業務の部分でちょっと訂正させていただきたいんですけれども、債務負担行為の設定をさせていただいた2カ年の事業ということで、25年度に2カ年の入札という形で、26年度は随意契約じゃなしに、25年度に落札した業者との2カ年の契約となりますので、訂正させていただきます。 287 ◯中谷尚敬委員長 はい。  成田委員。 288 ◯成田智樹委員 先ほどの伊木委員ご質問された敬老の日の贈物の件で、今回は白寿の方47名に贈られるというお話でしたけども、前年に比べて、対象者が減って、予算は193万円増えているんですね。白寿の方って、前に毛布を贈っていると聞きましたけども、何か物が変わるんですか、予算が200万近く増えるというのは。 289 ◯中谷尚敬委員長 分かりますか。平尾課長。もう一度、成田委員。 290 ◯成田智樹委員 報償費の、今回、予算額が391万9,000円ですね。 291 ◯中谷尚敬委員長 何ページかな。もう一回言うたってくれるか。 292 ◯成田智樹委員 50ページ、老人福祉費の報償費の節8と言うんですか、391万9,000円。これ、前年の分を見ていますと、198万9,000円で、内訳で言うと、今年が敬老の日の贈物が74万1,000円で。 293 ◯中谷尚敬委員長 分かったって。  平尾課長。 294 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 先ほど言葉足らずで申し訳ございませんでした。いわゆる米寿の方の贈物を廃止いたします。したがいまして、その廃止額がいわゆる23年度ベースで考えますと80万から90万ぐらいになろうかと思われますので、それの差額が主でございます。以上でございます。 295 ◯中谷尚敬委員長 ちゃうやん。対象を減らしているのに金額が増えているの違うかという質問やねんけど。辻課長。 296 ◯辻靖司福祉支援課長 この報償費の謝礼317万8,000円の内訳でございますけども、この中には、先ほど部長の方からも説明ありました、昨年度、国の介護予防強化推進事業を受けております。その事業の中におきます理学療法士とか作業療法士に対します謝礼ということで、今回ここに、高齢者施策の中で含まれておりますので、こちらの贈物以外で上乗せという形になっておりますので、金額自体が大きくなっております。以上でございます。 297 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 298 ◯成田智樹委員 そうしましたら、了解しました。  予算に関する説明書の36ページ、それで、こちら、概要で言いますと14ページのベルテラスいこま自動車駐車場指定管理業務でございますけれども、これ、1,940万円の予算、計上されていますけども、今現在、北と南の駐車場2カ所で指定管理料は年間両方合わせて4,500万円と確認、およそですけれども、これ、平成26年1月からの管理運営ということで、3カ月間ということですよね。片や2カ所、年間4,500万で、こちら、3カ月で1,940万円ということですけども、これ、入札されるんでしょうけども、どういう積み上げと言うか、計算をされておられるんでしょうかね。 299 ◯中谷尚敬委員長 新谷部長。 300 ◯新谷厚市民部長 ベルテラスの指定管理料につきましては、ちょっと正確な数字は今出しますけれども、その分以外に、向こうの施設自体の管理負担金、それから修繕費の負担金、こちらの方が交通対策費の19の負担金補助及び交付金の方に計上しております。その分を引いた金額が指定管理の委託料ということになりますので、1,940万が丸々指定管理の委託料ではないということでございます。 301 ◯中谷尚敬委員長 暫時休憩いたします。              午後0時1分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時59分 再開 302 ◯中谷尚敬委員長 休憩を解いて、引き続き会議を行います。  成田委員。 303 ◯成田智樹委員 午前中の質問の続きでございますけども、全部が指定管理料ではないというご答弁やったと思いますけども、大体そのうち何%ぐらいが指定管理料に当たるんでしょうか。 304 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 305 ◯米田秀一生活安全課長 1,940万のうちの1,030万になります。大体、半分強ぐらいです。 306 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 307 ◯成田智樹委員 来年度については、3カ月間の期間ということで、業者の選定方法についてはどのようにお考えになっておられますでしょうか。 308 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 309 ◯米田秀一生活安全課長 今のところ、プロポーザルなりの形でやっていきたいと考えております。 310 ◯成田智樹委員 はい、結構です。 311 ◯中谷尚敬委員長 他に。山田弘己委員。 312 ◯山田弘己委員 それでは、事業概要版の5ページにあります病児保育実施補助について、数点、お尋ねいたします。  予算額935万のうち、これは国、県が3分の2、市が約310万、3分の1ということで、これは非常にいい制度だなと考えておりますが、県内でも橿原市、それから奈良市に次いで3カ所目ということで、県内でもこの病児保育というのはまだ浸透されていないということですが、ここ、この施策については、平成25年度から、事業計画的には、実施計画を見ると3年間というようなことになりますが、事業補助という形で進めるに当たって、当然、平成27年の春には生駒市立病院というのが開設されますが、今後も、それを併せて、こちらの阪奈中央病院に置かれる関連の栗岡学園、阪奈中央病児保育園と、それから市立病院でも開院後これを置くというふうになっていますので、併設されていくのか、そこら辺についてはいかがお考えでしょうか。 313 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 314 ◯吉川和博こども課長 市立病院ができるということでございますので、今年、25年度1年間の実績等も勘案いたしまして、できる限り、多いようでしたら病院でも取り入れていくような形も考えていきたいと思っております。 315 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 316 ◯山田弘己委員 傾向ということですが、現在、いこま保育園では、病後児保育が大体年間50名前後の利用ということで、今後、病児保育は延べで大体400人というふうに想定されていると思うんですが、この数値というのは、どのような形で、調査と言いますか、算出されたのでしょうか。 317 ◯中谷尚敬委員長 奥田課長補佐。 318 ◯奥田茂こども課課長補佐 栗岡学園の担当者の方が枚方市の視察に行かれまして、枚方市の利用状況と生駒市の人口を勘案して設定されておられます。 319 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 320 ◯山田弘己委員 あくまでも近隣の枚方市の形ということで、実際、いこま保育園の年間延べ50人の方に対してアンケートとかそういうものはとられたりはしていないんですか。市内調査というものはされていないんでしょうか。 321 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 322 ◯吉川和博こども課長 アンケート調査等は実施しておりません。ただ、病児と病後児では利用形態がかなり違いますので、どれだけ病気中のお子さんを預けられるかという需要、ニーズについては、今後、実際運営した上で把握していきたいと思っているところでございます。 323 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 324 ◯山田弘己委員 そういった形、1つのめどで、年間利用者400人と、これ、平日に限定してということですが、平日で言うと年間で250日ぐらいありますので、400を割ると、1日2人に満たないという形だと思うんですが、実際、阪奈中央病児保育園の受入れ体制というのは最大何名ぐらいになっているんでしょうか。あと、それに対応するスタッフの方、教えてください。 325 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 326 ◯吉川和博こども課長 一応6名の受入れをできるように設置していただいております。スタッフは、看護師は1名付きます。保育士が、その人数に応じた形で対応するという形で付いていただくことになります。 327 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 328 ◯山田弘己委員 受入れが6人のスタッフで看護師もいるということで、大体、年間400人という算定はされていますが、実際、開設されてから、非常に便利だと思うんです、健康状態、病気の状態が低位安定型という形で預けられるということは、非常に市民にとってはいいかと思うんですが、ここでは阪奈中央病院に小児科が開設とされていますが、別段、市民は自分の子どもをかかりつけのところの医者に診てもらって、安定するから、じゃ、ここの病児保育へ行ってもいいんですねと、別に阪奈中央病院の小児科を受けてから行くということではないんですね。そこはちょっと確認したいんです。 329 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 330 ◯吉川和博こども課長 入所前に予約を先にとっていただくんですが、診察につきましては、必ず阪奈中央病院小児科の外来で1回目は受けていただくということになります。 331 ◯中谷尚敬委員長 そこでするということ。山田弘己委員。 332 ◯山田弘己委員 阪奈中央病院の小児科で受けることが条件ということで申込みになるということですね。 333 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 334 ◯吉川和博こども課長 はい、そのとおりでございます。 335 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 336 ◯山田弘己委員 阪奈中央病院に小児科が開設されるということですが、ここは阪奈中央病児保育園とは別に小児科体制が組まれるということで、規模はどれぐらいを想定されているんですか。医師数とか看護師とか、そこがもし決まっていれば、情報があれば教えてください。 337 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 338 ◯吉川和博こども課長 小児科の受入れ体制については、ちょっと把握しておらない状況でございます。
    339 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 340 ◯山田弘己委員 小児科の受入れ体制はまだ判明していないということですが、当然、小児科ですから、病状によっては入院ということも予見されているんですが、そこはいかがですか。 341 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 342 ◯吉川和博こども課長 診察を受けて、病児保育が可能であれば病児保育室へお預けになりますけども、その預かっている途中で病気が急変した場合は、阪奈中央病院の方でまた対応していただくということになるということでございます。 343 ◯中谷尚敬委員長 山田弘己委員。 344 ◯山田弘己委員 今回、病児保育を実施するに当たって、当然、阪奈中央病院と保育室と密接な連携をとっていくということですね。私からは以上です。 345 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 346 ◯伊木まり子委員 病児保育をされるということで、非常に市民にとっては有り難いことだと思うんですけど、もしお分かりでしたら、阪奈中央病院さん、医師の手当ができてということなので、市民から見れば、いつから入院も受けていただけるのかなというようなことを感じる人がいるかと思うんですけども、その辺、お分かりでしたら教えてください。 347 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 348 ◯山下真市長 先般、本市の消防本部と市内の救急輪番病院との協議会がございまして、その議事録を見ますと、外来で1名と書いてございました。 349 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 350 ◯伊木まり子委員 外来に対応する医者が1名ということですか。この件は結構ですので、もう1点だけ、別件でよろしいですか。 351 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 352 ◯伊木まり子委員 予算案の概要の17ページなんですけども、17ページのカのところ、交通費助成等とありますけども、たしか昨年はスーパー銭湯利用券とか生駒ケーブルの利用券というのも上がっていたと思うんですけども、何か数が少なかったんでしょうか、今回出ていませんけど、どういう状況だったのか教えてください。 353 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 354 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 状況とおっしゃいますと、実績の状況でよろしゅうございますか。 355 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 356 ◯伊木まり子委員 もう一回。今回は、このスーパー銭湯の利用券、生駒ケーブルの利用券も付くのでしょうか。 357 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 358 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 今年度は、いわゆる交通費助成という趣旨から申しまして、スーパー銭湯の利用券は考えに入れておりません。以上でございます。 359 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 360 ◯伊木まり子委員 去年はそれでも付けて、生駒ケーブルの利用券もあったのではないかと思うんですが、私の、ちょっとそれは間違いですか。 361 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 362 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 生駒ケーブルは実施いたします。スーパー銭湯につきましては、平成23年度の実績で2.26%のいわゆる需要しかございませんでしたので、交通費助成という意味合いからすれば、スーパー銭湯は今回は組み入れなくて、ケーブルは、当然、交通機関ですので、組み入れていきたいなと考えております。以上でございます。 363 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。成田委員。 364 ◯成田智樹委員 説明書57ページ、学童保育費の、あすか野小学校の学童保育の分割をすると。今頂いている実施計画によりますと、小学校敷地内に、運動場北西部、S造、鉄骨造の1階建て平屋の第3学童新築ということで聞いておりますけども、これ、生徒数が平成28年度に225人になる学童の児童数ということで予測されているようですけども、この建物がこの人数になっても問題なく使えるということでいいんですかね。 365 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 366 ◯吉川和博こども課長 今回増築いたしますと言うか、3つ目の分割になりますけども、そちらの建物は、今、180から190平米ぐらいで考えておりますので、200名に達しても、3つで210名までの対応をしますので、十分可能でございます。 367 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 368 ◯成田智樹委員 S造1階建ての建物ということですけども、増築ができるような建物なんですか。 369 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 370 ◯吉川和博こども課長 増築というよりも、別棟で建てますので、今回は新たな建物ということでございます。 371 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 372 ◯成田智樹委員 ですから、建った建物は、増築は可能な形状になるんですか。 373 ◯中谷尚敬委員長 建て方や。吉川課長。 374 ◯吉川和博こども課長 次は増築できるようなものでございません。個体のものが1つできるということでございます。 375 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 376 ◯成田智樹委員 あすか野小学校は、今、1年生が7クラスあるんですかね、大変多い。通学路の危険箇所が無いと聞いてちょっとびっくりしているんですけども、これ、これから増えていって、今、これ、S造で3,775万円もする建物を建てられると、平屋で。ちょっと大きさを聞いていませんけど、何平米の大きさの建物ですか。 377 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 378 ◯吉川和博こども課長 180から190ぐらいの延べ床数で考えております。 379 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 380 ◯成田智樹委員 30坪ですね。30坪ぐらい。 381 ◯中谷尚敬委員長 30とちゃうちゃう。(「60坪か」との声あり) 382 ◯成田智樹委員 すみません、60坪ぐらいで3,775万と。これは、また児童数がもし増えたら、周辺、また住宅開発をやっていますけども、それに積み上げるとかせずに、また横に建物を建てるということで。すみません、学童って、私の認識が間違えなければ、別に親御さんが働いている働いていないにかかわらず、希望すれば入れるんですね。ですから、増えた形に対応できるものになっているのかというのをちょっとお聞きしたいんです。 383 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 384 ◯吉川和博こども課長 親御さんが働いていることが条件でございます。 385 ◯成田智樹委員 失礼しました。了解しました。 386 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 387 ◯中谷尚敬委員長 他に質疑等がないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員の質疑に入ります。  質疑はございませんか。塩見委員。 388 ◯塩見牧子委員 今のあすか野学童の分割に関しまして、この25年度の実施計画の指標のところで、将来目標、平成28年度が学童児童数225になっているんですけれども、70人を超える学童に関しましては運営補助金が出てこないと思うんです。この225人を将来で見込んでいるということは、これはまた更に第4学童を建てるという方針なのか、あるいは、それ以降、児童数が減少していくということを見越して、あるいはその年度、あるいはその数年間になるかもしれませんけれども、国からの運営補助金をあきらめて3つでいくのか、どういう方針でいこうとされているのか、お考えをお聞かせください。 389 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 390 ◯吉川和博こども課長 220人になれば、70人で割れば4つ目が要るという状況になるかも分かりませんけども、国の補助は若干減りますけども、0にはなりませんので。それと、今、第2学童があすか野の空き教室を利用させていただいておりますが、そちらは200平米を超えておりまして、かなり余裕がございますので、そちらで70人を超えた定員で運営をしていきたいと思っているところでございます。 391 ◯中谷尚敬委員長 他に。中浦委員。声を出してください、声をね、はいという。 392 ◯中浦新悟委員 1点だけ確認をさせていただきたいんですけども、社協の会長は市長がされているんですよね。社協の会長を市長がされている理由というのは何なのか、まず教えていただけませんか。ページ48に補助金を出されていますよね。補助金を出す側と受ける側の双方がトップということに違和感を感じるんですけども、なぜ社協の会長を市長がされているのかという理由を教えていただけますか。 393 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 394 ◯山下真市長 過去からの慣例に基づいて、互選で選ばれております。 395 ◯中谷尚敬委員長 中浦委員。 396 ◯中浦新悟委員 別に責めるわけでも何でもなくて、単純にやっぱり違和感を感じるなと思うんですよね。指定管理者も受けているわけですよね、社協は。受けていると言うか、していただいていると言うか。市の指定管理施設を指定管理者として社協が受けているわけですけども、その双方のトップが、また市長、市長というのもおかしいですね、山下真氏になるというのもまた少し違和感を感じるんですけども、その点、何ら改善していこうとか、そういったことは考えておられたり、又は市長の見解でもいいんですけども、どのように受け止められているのかということを教えていただけないでしょうか。 397 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 398 ◯山下真市長 指定管理者の選定に当たりましては公平、公正にやっておりまして、私は審査委員にも入っておりませんので、そこは公正、公平にやられているというふうに思います。  社協の補助金ですけれども、私が市長就任後、何年間にわたって減らしてきまして、ここ二、三年はずっと3,000万円で推移しているのではないかと思いますけれども、行革推進委員会の方からも、この3,000万の補助金の算定根拠については、それを明確にするようにというような意見が出ておりまして、たしか、人件費相当額と言うか、ちょっと具体的なことは忘れましたけど、何らかの基準に基づいて算定してこの数字になったというふうに認識しておりますので、指定管理者の選定とこの補助金の額と、現時点で特に問題があるとは考えておりません。 399 ◯中谷尚敬委員長 中浦委員。 400 ◯中浦新悟委員 問題があるとかないとかではなくて、指定管理施設を受けていただく場合であったり補助金を出す側と受ける側という双方がトップである必要は、そういったことに何らメリットがあるのか。今の、すみません、ちょっと整理します。社協のトップと市長とが同じ人物であるということに何か理由があるのかなと。できることならば、それはやはり別の方の方がいいのではないのかというふうに感じるんですけどもね。何らメリットがあったりとか、こういうこと、こういう理由があるから社協の会長は市長がしているんですよという何かそういった説明があれば、ああ、そうなんですかと思うんですけども、何らその説明が今ないので、確たる理由がないんだったら別の方にすべきじゃないですかというふうにご意見しているわけなんですけどもね。 401 ◯中谷尚敬委員長 意見で置いておいてください。 402 ◯中浦新悟委員 理由があるんだったら教えてください。なければ意見として終わっておきます。 403 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 404 ◯山下真市長 理事長は理事の互選で決めるとなっていまして、互選で選ばれていると。選ばれていて特に不都合もないから継続していると、それだけの理由でございます。 405 ◯中谷尚敬委員長 他に。白本委員。 406 ◯白本和久委員 予算説明書の6ページなんですけども、歳入で個人の市民税が前年に比べて収入増になっているんですけど、これはどういう理由ですか。 407 ◯中谷尚敬委員長 奥村課長。 408 ◯奥村弘之課税課長 基本的に予算は、前年度の決算を想定し、もって翌年度の予算額を積算していきます。平成25年度につきましては、基本的には平成24年度の決算額を想定して予算額を積算したわけなんですけども、平成24年度の予算額につきましては、前年度からの減収を見込みまして、一応0.3%の減収という形で積算したわけなんですけれども、実際、24年度の決算額と言いますのが、当初思っていたほど落ち込みがひどくありませんでして、その24年度の決算額をして、25年度予算額を決裁する段階で、24年度が落ち切らなかったと。25年度の決算額につきましても、通常年度よりも2%の減収を見込んで25年度の予算を積算したんですけども、24年度の決算額がそれ以上になる見込みでございます。ですから、24年度の決算額の落ち込みを、こちらとしましては、余り落ち込みはしないというのを想定外という形で、25年度の残額が24年度の予算額を上回ったというふうにお考えいただいたら結構だと思います。以上でございます。 409 ◯中谷尚敬委員長 白本委員。 410 ◯白本和久委員 24年度の決算、決算と言わはりますけど、決算、もう終わったんですか。 411 ◯中谷尚敬委員長 奥村課長。 412 ◯奥村弘之課税課長 申し訳ございません、24年度の決算見込額です。申し訳ないです。 413 ◯中谷尚敬委員長 決算見込みです。白本委員。 414 ◯白本和久委員 そしたら、もう終わっているんでしたら、24年2月末現在の個人市民税の調定額は幾らになっているんでしょうか。 415 ◯奥村弘之課税課長 24年の2月末。 416 ◯中谷尚敬委員長 24年の2月や。 417 ◯白本和久委員 すみません、25年2月。 418 ◯中谷尚敬委員長 25年の2月。奥村課長、ゆっくりしいや。 419 ◯奥村弘之課税課長 はい、すみません。  24年度の、これは2月末現在の調定を申し上げます。  市民税の現年度分調定といたしまして、83億3,100万円ということになっております。以上でございます。 420 ◯中谷尚敬委員長 白本委員。 421 ◯白本和久委員 それでしたら分からないわけではないと思います。ただ、他市町村の歳入の方を見ますと、全部、前年の予算を下回っているので聞いたわけです。よく分かりました。 422 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 423 ◯塩見牧子委員 2年前、平成23年3月に補正で上がってきたかと思うんですけれども、住民生活に光をそそぐ交付金、これが生駒市の方では市民生活に光をそそぐ基金として積み立てられまして、これは今まで光が当たっていなかった弱者に対して光を当てようということで国から下りてきた交付金だったわけなんですけれども、当分科会の所管では、消費生活費と児童福祉総務費がこの基金が用いられて事業を行われているかと思うんですけれども、この基金、今年度末、25年3月31日で終わってしまう基金ですので、結局、どういったことに使われて、どういう効果が出て、そして、来年度予算、この25年度予算において、これは基金が無くなったけれども、果たしてこれから先も同じ事業が継続されるのかどうか、その辺のところを確認したいので、よろしくお願いいたします。 424 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 425 ◯米田秀一生活安全課長 2年間、試行的にさせていただいたんですけれども、実績としまして、52日間、土曜日開けさせてもらいまして。土曜日の窓口の相談なんです、すみません。土曜日の窓口の相談、土曜日、1年間で52日ありまして、これを2年間ずっと開けさせてもらったんですけれども、例えば24年度の実績でしたら61件、大体、土曜日1日開けて1人から2人ぐらいの実績なんです。課内でもいろいろ考え、また、部長ともいろんな相談もさせてもらいました結果、実績として1から1.5人の結果になっておりますので、最終的には2年間の試行で打ちやめということで、予算も付かなくなってしまったのが現状でございます。もうちょっと上がるかなと思ったんですけど、いろいろPRもさせてもらったんですけども、なかなか、月曜日から金曜日までの相談は結構多いんですけど、土曜日にかかりましたら、どうしても会社等が土日休みになりまして、すぐに会社へ電話をかけていろんな苦情、相談をさばくというのがなかなかできにくいとこもございまして、ほとんどが月曜日に相談が回っていくということで、最終的には2年間の試行で取りやめというような形になっております。以上でございます。 426 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 427 ◯吉川和博こども課長 私どもの方の所管では、子どもサポートセンターゆうの方で、養育支援訪問事業といたしまして、育児能力が少ししんどいお母様の支援というような形で、幼稚園や保育園の送り迎え、それから家庭の状況で家事支援等に行かせていただいております。81件の家庭訪問をさせていただいている状況でございました。  それから、今後のことでございますけども、任期付き職員という形で12月から採用させていただいておりまして、3年間の正規職員で今度はこの事業に対応していくということで変わっております。よろしくお願いいたします。 428 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 429 ◯塩見牧子委員 消費生活の方については、余り相談件数がなかったということで取りやめ。また、養育関係の方ではこの事業が引き続き行われるということですので、簡単に打ち切られてしまうのではないかとちょっと心配していたんですけれども、この辺は安心をいたしました。今後もよろしくお願いいたします。 430 ◯中谷尚敬委員長 下村副委員長。 431 ◯下村晴意副委員長 1点だけ。概要の16ページ、民生費のところの2番ですけれども、民生・児童委員活動支援ということで、164名の方がいらして、民生委員の方はたしか県が任命されるというふうに聞いておりますけれども、生駒市で、この164名の方で人数的には足りているんでしょうか。お一人、大体どのぐらいの地域をお持ちで、報酬と言うか、月お幾ら頂いているんでしょうか。
    432 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 433 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 民生委員さんでございますが、報酬の件につきましては、法律上、無報酬の地方公務員となってございますので、報酬はお受け取りにならないというよりも、報酬制度そのものがございません。委員ご指摘のように、民生委員の補助金につきましては、これ、民生委員活動を中心に支出するものでございまして、民生委員さんの報酬として支出しているものではございません。以上でございます。 434 ◯中谷尚敬委員長 下村副委員長。 435 ◯下村晴意副委員長 言葉が、報酬というのが不適当だったかかも分かりませんけれども、活動費と言いますか、それはお幾らお支払になって、それで、1人の民生委員さんが、大体、何人ぐらいの地域と言いますか、見ていらっしゃるでしょうか。 436 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 437 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 地域の面積ではございませんで、いわゆる人口割でいきますと、1人当たり、ごめんなさい、世帯割合でいきますと、生駒市の平均で313世帯を1人の民生委員さんが担当されるということでございます。この中には、業務の性質上、いわゆる健康なご家族に関しては余りそういう民生委員さんとしての活動は重点的にはいかないとは思いますけれど、いわゆる一人暮らしの老人とか疾病の世帯に対して目を届けていただいているというのが現状でございます。 438 ◯中谷尚敬委員長 活動費は。 439 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 失礼しました。活動費といたしましては、民生委員活動費といわゆる地区民生委員活動費、これ、合計いたしまして2,220万円となってございます。(「1人」との声あり)1人。 440 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 441 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 失礼しました。ちょっとお待ちください。  13万5,000円余りでございます。 442 ◯中谷尚敬委員長 下村副委員長。 443 ◯下村晴意副委員長 年間か月か、年間でしょうけれど。  今おっしゃったみたいに、1人、313世帯の、いろいろな、問題ではありませんけど、抱えてやっていらしてするんですけども、この民生委員さんを県が任命しますけれども、そこに推薦と言いますか、どういう条件とか、推薦するに当たっての条件ですよね、そこら辺、お分かりでした教えてください。 444 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 445 ◯山下真市長 現在、自治会長の推薦で選んでいるというふうに聞いております。 446 ◯中谷尚敬委員長 下村副委員長。 447 ◯下村晴意副委員長 なぜこういうふうなことを聞きますかと言うと、児童虐待も含めて、生活保護も含めて、非常に民生・児童委員さんのある意味、責任も重くて、本当に見えないところでご苦労をされている方もいらっしゃるんです。ただし、ある一方で、名士ではありませんが、何かずっと続けてくださっているんですけれども、やはり守秘義務もあるので、そこら辺の推薦の仕方と言いますか、そこら辺が、ちょっと言葉ではあれですけれども、ちょっと疑問視するというふうに入ってきたこともありますので、その任命と言うか、推薦に当たっては、そこら辺の自治会の会長さんのもちろん推薦はそうでしょうけれども、市としてと言うか、そこら辺をしっかりと見ていただいて、ご自分が担当される方の平等性と言うか、きちっとしたお仕事をしてくださっているとは思うんですけれども、そこら辺も含めて見ていただければなと思いますので、お願いいたします。以上です。 448 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 449 ◯吉川和博こども課長 すみません、先ほどの養育支援訪問事業の件数でございますが、ちょっと間違っておりまして、訂正をお願いいたします。  23年度は、対象の子どもさんが20人に対しまして202回の対応しております。それから、24年度11月末までの現在で、7人のお子さんに180回の対応でございます。よろしくお願いいたします。 450 ◯中谷尚敬委員長 他に。樋口清士委員。 451 ◯樋口清士委員 1点だけ、ちょっと保育所についてお伺いしたいと思います。  説明書の55ページの児童保育費、保育所費というふうに並んでおりますけれども、総計で大体21億円ぐらいのものがあるということで、ここには、実際に事業をしていくに当たって、国、県の補助金が入ったり、あと、もちろん保育料という形で徴収する部分もあるということなんですけれども、実際、市の持ち出し分、市負担として総額でどれぐらいのお金が今かかっているのかというのをちょっとまず確認させてください。 452 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 453 ◯吉川和博こども課長 予算書の55ページの2の児童保育費と3の保育所費の、3億5,316万円と、その下の6億5,520万円の足したものでございます。合計でございます。 454 ◯中谷尚敬委員長 何やって。もう一度言うて。ゆっくり。 455 ◯吉川和博こども課長 はい。予算書の55ページでございますが、2の児童保育費の3億5,316万円と、3の保育所費の6億5,520万2,000円でございます。 456 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 457 ◯樋口清士委員 大体10億ということですね。これ、今お預かりしている園児数、児童数で割ると、大体1人当たり何ぼの金額になるんですか。 458 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 459 ◯吉川和博こども課長 1人55万5,000円という金額になります。 460 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 461 ◯樋口清士委員 大体、保育所でお一人預かると、市の負担として55万5,000円かかると。待機児童が随分と減ってはきているんですけれども、先ほどもありましたけれども、なかなか0にはならないということですね。この前、市民の方からも保育所をいっぱい建てて財政的に大丈夫なのかというようなお問い合わせもありましてちょっとこういうことを聞いているんですけれども、実際、待機児童を0にしていくというところを本当に目標にしながら、なかなかそれが0にならない状況の中で、まだ施設を建てようとか、あるいは既存の施設の増築なりを進めていって、当然そこには人を手当していかないといけない、配置していかないといけないというところもあるんですが、そういうことをしながら、とにかく0を目指していこうというような方針で今取り組まれているんでしょうか。 462 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 463 ◯山下真市長 保育所の新設とかあるいは分園方式での定員増ということも考えられますけれども、ご指摘のようにどんどん一般財源が増えていきますので、やはり公立の幼稚園をこども園化していくということで、こども園でこういう親御さんが働いている児童も受け入れていくというふうに一部シフトしていくべきであるということで、今回、南こども園の予算を計上させていただいているところでございます。 464 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 465 ◯樋口清士委員 ということは、幼稚園は幼稚園で園児というのがいて、それはそれの役割を果たしていると。保育所は保育所の役割の中で保育園児を受け止めていると。保育園の方のボリューム、ニーズが増えてきている、それに対応するために幼稚園をこども園化して、あふれているものを一定受け止めていって、何とか待機児童ゼロに持っていこうと、そういう考えで今進めているということなんですか。 466 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 467 ◯山下真市長 ですから、両にらみでやっているということでございます。 468 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 469 ◯樋口清士委員 ということは、出てくる保育ニーズに対しては全て何らかの形で受け止めていくと。先ほどの1人当たり55万5,000円、これがスケールメリットが働くのかどうか分かりませんけれども、大体そういう負担をしながら、市としては全面的にそこは担保していきますよということでこれから進めていかれると。一般会計予算案に対して、この総額だけで見ると21億ですから、6.1%、結構ボリューム的にはすごく大きなものだなというふうには思うんですけども、それが更にまだ増える可能性もあるということで理解してよろしいですか。 470 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 471 ◯山下真市長 この保育所関係の費用は、増えていく余地はあると思います。 472 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 473 ◯樋口清士委員 中期的にも、保育園児と言うか、児童数と言うか、これがまだまだ増えていくということを見込みながらそういう方針でやっていきますということなんでしょうか。これは確認ですけど。 474 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 475 ◯山下真市長 先ほどお答えしたとおり、そういうことでございます。 476 ◯樋口清士委員 結構です。 477 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。惠比須委員。 478 ◯惠比須幹夫委員 概要の方の18ページのシルバー人材センターに関連してちょっとお尋ねいたします。  今年度も710万円ということで引き続き運営補助ということで上げておられるんですが、これに関連しまして、市の委託事業に関する雇用の形態が不適切であるということで労基の方から指導が入っているということをちょっと一部聞いておりますが、その辺のところについては、状況、いかがでしょうか。ご確認されていますでしょうか。 479 ◯中谷尚敬委員長 平尾課長。 480 ◯平尾嘉宏福祉総務課長 シルバー人材センターを通じて就労される方につきましては、これ、長期雇用はできません。今の法律、私も定かではございませんが、新聞記事を読む限り、長期で雇用する場合は、そこの事業所が正規の職員にするということが条件になってございますので、2年が適切なのか1年が適切なのかは分かりませんが、そういう短期でご就労いただているというのが現状でございます。以上でございます。 481 ◯中谷尚敬委員長 惠比須委員。 482 ◯惠比須幹夫委員 この度、指導が入り、改善されていくということなんですが、これまでの運用手法の中で長期にわたって適切に働いておられた方がいったん辞めざるを得ないという状況が出て、若干、混乱を来しておるということも聞いておりますので、その辺のところもちょっとしっかり今後確認していただければと思いますので、お願いします。  続きまして。 483 ◯中谷尚敬委員長 惠比須委員。 484 ◯惠比須幹夫委員 続きまして、同じ概要の19ページのところで確認なんですが、民生費の医療費助成事業の2の重度心身障がい老人等の部分での予算が、今年度、約800万円増になっておりますが、その辺の背景について教えていただけますでしょうか。 485 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 486 ◯堀内秀格国保年金課長 24年度の予算がちょっと低く見積り過ぎていまして、実際にはかなり伸びているということで、25年度を伸ばさせていただいたという形でございます。 487 ◯中谷尚敬委員長 惠比須委員。 488 ◯惠比須幹夫委員 続きまして、先ほど来、話が出ておりました病児保育についてなんですが、これについて、以前から一般質問等でも要望させていただいておりましたので非常に喜ばしいことであるとは思っておるんですが、今年度、平成25年度については4,041万円の予算ということで、この中で、保育対策促進事業費で充当される部分以外、市費としてはどれぐらい見ておられるのでしょうか。 489 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 490 ◯吉川和博こども課長 病児保育の部分でございますね。これは今年度935万円でございます。病児保育に対しては935万円でございます。 491 ◯中谷尚敬委員長 惠比須委員。 492 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと認識不足のところもありましたが、そのうちで市費というのはどれぐらいで考えておられるんでしょうか。 493 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 494 ◯吉川和博こども課長 このうちの3分の1が市費でございます。 495 ◯中谷尚敬委員長 惠比須委員。 496 ◯惠比須幹夫委員 先ほど、約400人の利用ということで想定されているというお話、答弁がございましたけども、ちなみに、橿原市、類似団体ですが、平成23年で230名ほど、今年度についても200名ほどということで推移しておるということで聞いておるんですが、市として今回は400名ということで、その辺の見通しについてはどのように捉えておられるんでしょうか。 497 ◯中谷尚敬委員長 吉川課長。 498 ◯吉川和博こども課長 初年度でございまして、つかみ切れない部分があるというところで、400人になっても対応できるという形で予算を取らせていただいたところでございます。 499 ◯中谷尚敬委員長 惠比須委員。 500 ◯惠比須幹夫委員 この病児保育については、学童保育の保護者の皆さんからも、今回は10歳までということで、低学年の方も対象になるということと思いますので、非常に喜ばしいということでは聞いておりますが、その辺の、今後、周知の方も、事業者も含めてお願いできればと思います。これは要望とさせていただきます。以上です。 501 ◯中谷尚敬委員長 吉波委員。 502 ◯吉波伸治委員 概要の14ページの3人乗り自転車貸出事業ですけども、これは安全指導もされておられるということですけども、これまで事故はなかったでしょうか。 503 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 504 ◯米田秀一生活安全課長 貸出しの中では事故というのは聞いておりません。 505 ◯吉波伸治委員 はい、分かりました。 506 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 507 ◯中谷尚敬委員長 質疑等がないようでございますので、以上で議案第1号の市民福祉委員会所管分に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 508 ◯中谷尚敬委員長 次に、議案第4号、平成25年度生駒市介護保険特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。坂本福祉健康部部長。 509 ◯坂本千鶴福祉健康部部長兼福祉事務所長 それでは、議案第4号、平成25年度生駒市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の143ページをお願いいたします。  本予算は、平成24年度から平成26年度までを計画期間とする第5期介護保険事業計画の2年目に当たる平成25年度において、同計画で推計された第1号被保険者数、要介護・要支援認定者数、保険料基準月額に基づき、介護保険事業に係る経費を計上させていただいております。  それでは、主な歳入予算につきましてご説明いたします。  款1、保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。  同じく143ページから146ページにかけましての款3、国庫支出金、款4、支払基金交付金、款5、県支出金につきましては、それぞれ法定割合により交付される負担金、交付金及び補助金でございます。  次に、146ページ下段から147ページ上段の款7、繰入金、項1、一般会計繰入金につきましては、法令に基づく市負担分及び職員の人件費等でございます。  同じく147ページの項2、基金繰入金につきましては、介護給付費に対して保険料で賄えない分を補填するために介護給付費準備基金を取り崩すものでございます。  次に、主な歳出予算につきましてご説明いたします。  149ページをお願いいたします。  款1、総務費、項1、総務管理費につきましては、介護保険運営に係る人件費等の事務的経費でございます。  次に、150ページ上段の項2、徴収費につきましては、保険料賦課徴収に係る経費を計上しております。  次に、同じく150ページ中段から151ページ上段の項3、介護認定審査会費につきましては、介護認定に係る経費でございます。  次に、同じく151ページ下段から153ページにかけてましての款2、保険給付費につきましては、介護サービス等の提供に係る各給付費及び審査支払手数料でございます。
     次に、153ページ中段から155ページにかけましての款3、地域支援事業費につきましては、高齢者が要支援や要介護状態になることを予防するために、生活機能評価の実施に係る経費や運動機能向上教室など、各教室の運営費及び地域包括支援センターの運営に要する経費等でございます。  なお、項2、包括的支援等事業費、目1、包括的支援事業費において、増加傾向にある高齢者虐待防止の新規施策として、関係機関が連携して対応を図るための連絡会議の設置に係る経費及びケース対応に当たって助言等を頂く弁護士への委託料を計上しております。  次に、同じく155ページ中段の款4、基金積立金は、介護給付費準備基金へ積み立てます運用利子を計上いたしております。  以上でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 510 ◯中谷尚敬委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございますか。上原委員。 511 ◯上原しのぶ委員 基準額は4,570円だというふうに認識していますけれども、この予算での徴収率は何%を見込まれておりますか。 512 ◯中谷尚敬委員長 奥田課長。 513 ◯奥田孫彦介護保険課長 徴収率は98%を見込んでおります。 514 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 515 ◯上原しのぶ委員 かなり高く見込んでおられるわけですね。 516 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 517 ◯上原しのぶ委員 次、質問を変えます。  介護予防日常生活支援総合事業というのがございまして、かつて私は本会議でこの事業を生駒市として導入するかどうかというお考えを聞いたことがあるんです。そのときには、簡単に言えば、今のところ導入する考えはないというふうにお聞きしているんですが、今後、どのような見通しを持っておられるでしょうか。 518 ◯中谷尚敬委員長 奥田課長。 519 ◯奥田孫彦介護保険課長 導入しないということで今おっしゃっていただいたんですが、その一般質問におきましては、導入しないというご答弁をさせていただいたものではございませんで、詳しくは、平成24年度当初からの実施は日程的に厳しいという表現でご答弁をさせていただいたものでございます。現時点でも直ちに実施するという考えはございませんので、第6期、すなわち平成27年度から始まる介護保険の事業計画、これをまた策定することになりますが、その関係も踏まえて、時期及び内容等に含めて、総合的に今後検討することになると考えております。 520 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 521 ◯上原しのぶ委員 この介護予防日常生活支援総合事業というのは、私ども日本共産党としては、一定、問題がある事業だと思っておりますので、実施する考えは、今のところ当初からの実施は難しいと答えられて、今はまだ実施する考えはないということで、次の27年度からということですけれども、仮に実施するとしても、内容をしっかりと精査して、市民にどういう影響があるかということを考えてから導入していただくように要望しておきます。以上です。 522 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。伊木委員。 523 ◯伊木まり子委員 この説明書の142ページの保険給付費のところを見ておりますと、前年度に比べて7億円上がってきて、介護保険の給付費というのは年々上がってきていますが、国保などでは、ジェネリックを導入するとか医療費のこれだけ使っていますよというのを国保の方にお知らせするというようなことで、いろいろ上がっていくのを抑えようというような対策を採られているかと思うんですけど、こういう高齢者に限った、介護が必要な人に限ったことなので、なかなか下げようという努力は難しいのかもしれませんけども、何か上がっていくのを抑えようというような対策等は検討されていますでしょうか。 524 ◯中谷尚敬委員長 奥田課長。 525 ◯奥田孫彦介護保険課長 今おっしゃいましたような医療と同じような手法というのは確かになかなか困難という状況でございますので、制度としては、介護予防にできるだけ力を注いで、効果がどれだけ実際的にたくさん出るかどうかは別といたしましても、介護予防ということで、できるだけお元気なままで、要支援や要介護の状態になられないような努力をするというのが制度上の考え方でございまして、そういう予防事業を地域支援事業という形で実施させていただいていると。それから、費用の部分については、どれだけかかっているのかなということも含めまして、年に2回、サービスの利用されている実績を利用者の方にご通知させていただいて、確認をしていただく。また、その部分については、費用の削減だけではございませんで、不適当な請求がされていないかどうかということも含めてそこでご確認を願うという形で、年に2回、ご本人様の方にご通知を差し上げているという状況でございます。 526 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 527 ◯伊木まり子委員 予防事業の経費というのは年々どれぐらいアップしているとか、そういう指標、これぐらいずつアップしていけば介護の必要な人を減らせるのではないかと、そんなような何か試算のようなものはあるんですか。 528 ◯中谷尚敬委員長 奥田課長。 529 ◯奥田孫彦介護保険課長 国の方でもそういう具体的なものが提示されているわけではございませんので、やはり予防事業をしないよりするに越したことがないという総論的な部分でございます。 530 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 531 ◯伊木まり子委員 24年度に比べて、25年度の予算は、予防については、どれぐらい、ざっくり、増えているとか、同じであるとか、その辺、教えてください。 532 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員、この答弁なかったら次の質問できませんか。 533 ◯伊木まり子委員 今はこれぐらいしか考えていません。 534 ◯中谷尚敬委員長 ああ、そうですか。それやったら答えてください。 535 ◯伊木まり子委員 他の方のを聞いていただいても。 536 ◯中谷尚敬委員長 いや、他はもうないと思います。  辻課長。 537 ◯辻靖司福祉支援課長 予算の金額的には、前年と同じような形で3億5,000万程度で推移させていただいておりまして、地域支援事業だけですので、給付の方は分かりませんけども、特に上乗せしてという傾向ではございません。 538 ◯伊木まり子委員 結構です。 539 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 540 ◯中谷尚敬委員長 他に質疑がないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 541 ◯中谷尚敬委員長 ないようでございますので、以上で議案第4号に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 542 ◯中谷尚敬委員長 次に、議案第5号、平成25年度生駒市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 543 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、議案第5号、平成25年度生駒市国民健康保険特別会計予算についてご説明させていただきます。  予算書の165ページをお願いいたします。  歳入歳出の予算総額につきましては、前年度に比べ約1%、1億723万円減少の113億1,242万4,000円となっております。  それでは、歳入の主なものからご説明申し上げます。  167ページから168ページにかけましての款1、国民健康保険税は、被保険者の平均所得が低迷していることなどから、約0.7%減の29億58万9,000円を見込んでおります。  次に、168ページ中段からの款3、国庫支出金は、国庫負担金と国庫補助金を合わせまして19億411万8,000円で、前年度に比べ0.7%の増加となっております。  続きまして、169ページ中段の款4、療養給付費交付金は、社会保険等を退職された65歳までの退職被保険者の医療費に係る交付金でございます。  次に、款5の前期高齢者交付金は、65歳から75歳未満の方の医療費に対しまして他の保険者から負担していただいているもので、前々年度の精算交付分約2億4,000万円を含みまして、合計で35億9,978万2,000円を計上いたしております。  次に、170ページの款6、県支出金でございますが、高額医療費共同事業及び特定健康診査等に係る負担金と財政調整のための奈良県からの補助金でございます。  款7の共同事業交付金につきましては、高額医療費による保険者の財政運営の年度間の不安定を緩和させるために、20万円以上の医療費に対しまして、県内での共同事業に係る交付金でございます。  次に、171ページ中段の款9、繰入金、項1、一般会計繰入金は、前年度に多く見積もっていた保険基盤安定繰入金を縮減した結果、約11%減の6億3,715万5,000円となっております。  少し飛びまして、174ページから176ページ中段にかけましての款1、総務費は、国民健康保険特別会計の人件費及び電算等事務費に関する経費で、今年度も医療費適正化に向けた事業といたしましてジェネリック医薬品利用促進に係る経費や柔道整復等療養に係るレセプト点検に係る経費を増額計上いたしております。  176ページ中段から179ページにかけましての款2、保険給付費は、医療費給付や出産育児一時金、葬祭費などで、前年度と比べまして0.4%減の78億8,205万8,000円となっております。  次に、179ページ中段の款3の後期高齢者支援金等につきましては、後期高齢者医療の医療費を負担する経費で、支援する後期高齢者の医療費の増によりまして、5.7%増加しております。  180ページ下段の款6、介護納付金は、介護給付費の増加に伴いまして、約8.7%の増加となってございます。  次に、181ページの款7、共同事業拠出金は、奈良県全体での80万円以上の医療に係る高額医療費共同事業及び20万円以上の保険財政共同安定化事業に係る拠出金でございます。  同じく181ページ中段からの款8、保健事業費は、特定健康診査や特定保健指導その他保健事業の普及に係る経費でございます。議会評価に対する予算につきましては、特定健康診査及び保健指導の受診率向上について、平成24年度で健診項目の充実や休日に行う集団健診とがん検診との同時実施の取組を行うとともに、臨時保健師の雇用やコールセンターへの委託によりまして未受診者への受診勧奨を実施しておりますが、平成25年度は、新たに、保健指導の修了者に対しまして、今後も保健指導で学んだことを実践し、継続して健康管理を実践してもらうための健康用品を贈呈する経費もこの費用の中で計上させていただいております。  説明は以上でございます。  なお、去る2月8日に国民健康保険運営協議会を開かせていただき、平成25年度生駒市国民健康保険特別会計予算案について承認をいただいておりますことをここにご報告申し上げます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 544 ◯中谷尚敬委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 545 ◯上原しのぶ委員 この概要の35ページ、36ページから質問をさせていただきます。  まず、ジェネリック医薬品の普及にこの間ずっと力を入れておられるということを聞いております。それで、2013年度予算では、ジェネリック使用でどれくらいの医療費を抑制できるというふうに見込んでおられるでしょうか。 546 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 547 ◯堀内秀格国保年金課長 現在のところ、毎月、医療費の差額通知を送らせてもらっているんですけども、一番近々の分でいけば、月240万ぐらいの効果があったという形になっています。単純計算はできないんですけども、2013年度予算におきましても、1年間で2,000万以上効果があるだろうということで見込んでおります。 548 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 549 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございました。  ジェネリック医薬品を使うということについては、否定するものではなくて、むしろ推進する側には立つんですけれども、ただ、この間、薬局とかでいろいろお話を聞きましたときに、金銀銅というのはやめてほしいというような声も聞いているんですが、その点についてはどのような方針を持っておられますか。 550 ◯中谷尚敬委員長 小紫副市長。 551 ◯小紫雅史副市長 まず、金銀銅だけじゃないんですけれども、ジェネリックの希望シールとか、今、課長から申し上げたような差額通知、そういうことをすることによって、生駒市のジェネリック医薬品の普及率が上がり、薬価が今申し上げたように月240万円下がったということは、効果としては一定以上のものがあったというふうに思っております。  この金銀銅につきましては、それについて、引き続き認定させていただいている薬局と基準を満たすけれどもあえて認定を受けていないという薬局が混在しておりますので、今、上原委員おっしゃったような形で、金銀銅について、必ずしも、全面的に否定と言うか、全ての薬局が否定されているものではなくて、むしろ、この認定を受けて、引き続きジェネリックの推進に取り組んでおられるところもあるということだけは申し上げておきたいのと、あと、市といたしましては、他の金銀銅の認定を受けていない薬局も含めまして、こういうジェネリック医薬品の推進に向けて、引き続きPRをしていくということ。  あとは、現在行っている取組に加えて、より広範な協力をいただけるような仕組みというものがもちろんできれば、それはいいと思っていますので、効果的で広範な方に取り組んでいただけるような取組ができれば、それはいいと思いますので、引き続きそういう取組がないかというようなことをいろんな方のご意見も聞きながら進めていきたいというふうに思っております。 552 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 553 ◯上原しのぶ委員 ジェネリックについて、私も推進には力を入れていくべきだということだけは申し上げておきます。 554 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 555 ◯上原しのぶ委員 次、質問を変えます。  特定健診の受診率を上げるということにも、かなり、この間、力を入れておられたと思うんですが、この間の経過と、次年度、2013年度の目標をどのように考えておられるのかお聞かせください。 556 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 557 ◯堀内秀格国保年金課長 特定健診におきましては、ちょっと24年度はいろんなこともさせていただいたんですけども、以前から取り組んでいる項目としましては、検査項目を追加してまいりました。例えば血清クレアチニンとかeGFR、尿酸、随時血糖、また心電図、貧血の検査を普通の健診に入れさせていただいて、検査項目を充実させていただきました。  あと、普及啓発活動としまして、広報、ホームページ、ポスターに加えまして、自治会の回覧であるとか、商工会議所に入っておられる方の国保加入者の抽出をして、その事業者に対して送らせてもらうというようなPR活動もさせていただきました。  また、集団健診を24年度実施しまして、がん検診と同時開催させていただいたり、土曜日、日曜日の健診をさせいただいたりということもさせていただきました。  また、未受診者に対しまして、郵便での勧奨とともに、恐らく議員さんの方々の中にも電話を受けられた方がおられるとは思うんですけども、約1万件の電話勧奨をさせていただきまして、かなりの効果がありまして、2,300人ほど受けていただけるというような返事も頂きまして、効果があったと考えております。  それ以外に、継続事業として、節目の人の無料ということで、40歳から55歳までの5歳単位の方に対して受診料無料というようなこともさせていただいた結果としまして、直近の数字なんですけども、2月現在、恐らく12月ぐらいまでに受けられた方の数字じゃないかなと思うんですけども、今現在は26.9%。前年の同時期で23.8%ですので、約3.1%伸びております。最終的には、24年度が30でしたので、3%から4%ほど伸びるんじゃないかなということで期待はしております。  次年度の目標なんですけども、国が本来は24年度までに65%という目標があったわけなんですけども、やはり、なかなか、国平均で考えても32%ほどしか出ておりませんので、難しいということで、また5カ年計画を25年度からつくりなさいということもございまして、その目標数値は29年度で60%ということで言われておりまして、年次計画としては、生駒市は、2013年度、平成25年度の目標は38%と想定しております。以上でございます。 558 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 559 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございました。  それで、特定健診そのものは受診率が上がっていいことだと思っているんですが、大事なのは、その後の保健指導が、特定健診は受けたけれどもそのままということでは前進につながりません。やはり、医療費を少しでも少なくするという意味では、病気にならないための健康指導が大事だと思うんですが、これはどのような方針を持っておられますか。 560 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 561 ◯堀内秀格国保年金課長 おっしゃるとおり、健康診断を受けましても、悪い人が病気を治してもらえなかったり、また、病気の予備軍という方、その人たちに病気にならないようにしてもらうためには、特定保健指導というのをやっぱり受けていただきたいんですけども、なかなか受けていただけないのが実態でございます。この事業は健康課の方で保健師さんでやっていただいているんですけども、受診の促進ということで、今年度も電話をかけさせていただいたりということはやっていたんですけども、それでも受診者が伸びないような現状でございます。  ですので、25年度におきましては、先ほど部長の説明にもありましたように、特定保健指導を受けられた方に対して、そこでストレッチなんかでボールを使ったりマットを使ったりして運動をするんですけども、それが欲しいなという方、続けるために欲しいなということもありまして、1,000円から2,000円程度のものですので、そういったものを完了者に差し上げるということですね。それ以外に、タニタの料理本ということで、ダイエット本なんですけども、そういった調理に役立ててもらうような本とか、何種類かをそういった修了者に対してお渡しさせていただくことで修了者を増やそうということとか、あと、積極的支援の方は、本来は1,000円費用がかかるんですけども、それを来年度から無料にさせてもらおうとか、そういう取組をさせていただいて、増やす努力をさせていただきたいなと思っております。 562 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 563 ◯上原しのぶ委員 いろいろと市としても努力しておられるということが分かりましたので、その辺はよろしくお願いいたします。 564 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。
    565 ◯上原しのぶ委員 質問を変えます。  国保の加入率は何%でしょうか。 566 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 567 ◯堀内秀格国保年金課長 世帯数での加入率で言いますと32.2%、それから被保険者の人数で言いますと22.4%の率になります。 568 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 569 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございました。  また、次、質問を変えます。  国保の最高限度額を支払う人、2人家族での年収は幾らと見込んでおられますか。 570 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 571 ◯堀内秀格国保年金課長 給与収入で言いますと、約八百二、三十万、826万ぐらいになると思います。それで限度額になると思います。 572 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 573 ◯上原しのぶ委員 また質問を変えます。  2012年度の決算はどれぐらいを見込んでおられますでしょうか。 574 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 575 ◯堀内秀格国保年金課長 24年度の決算なんですけれども、いろいろジェネリックの先ほどの取組もやっておりましたり、そういった特定健診で受診率向上とか、いろんな医療費の適正化の分をやっておりまして、今のところ、医療費の伸びというのが比較的低くなっております。直近で言いますと約2%の伸びになっております。例年、3%の後半とか、多いときでは8.何%という伸びだったんですけども、比較的低い伸びになっております。議員の皆様のご理解とご協力もいただいたと思うんですけど、そのおかげだと思うんですけども、そういうことで、24年度も黒字を見込ませていただいております。恐らく数千万から1億いくかいかないか、ちょっとその辺は本当にまだ国からの補助関係がどのくらい入ってくるかというのも分かりませんので未定なんですけども、恐らくそのぐらいの黒字になるだろうということで見ております。 576 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 577 ◯上原しのぶ委員 黒字になる見込みということで、それはいいことだなと思うんですが、黒字になった分は基金に積み立てられるご計画でしょうか。 578 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 579 ◯堀内秀格国保年金課長 わずかでも積み立てれば利息が入ってきますので、積み立てたいと思っております。 580 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 581 ◯上原しのぶ委員 基金積立金のことですけども、これは過去3年間の医療費平均の5%以上というふうにされているというふうに認識しているんですが、累計でどれぐらいになると予想されておりますか。 582 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 583 ◯堀内秀格国保年金課長 今、医療費の平均とおっしゃいましたけども、厚生労働省の通達によれば、基金の目安なんです。これぐらいためなさいという通知が来ているんですけども、それは保険給付費ということで、もちろん保険の給付のお金プラス後期高齢の支援金、それから介護の納付金も含まれます。これの3カ年平均の5%ということで、21、22、23の平均が86億ぐらいですので、5%を掛けますと4億3,000万ほどになると思いますので、今、国の方の返還金もございまして約2億1,000万ですので、2倍ほどまだ積み立てる必要があるという形になっております。 584 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございます。終わります。 585 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。伊木委員。 586 ◯伊木まり子委員 特定健診のことなんですけども、24年度は検査項目を多少増やして受診率も上げようという取組をされたということですけども、25年度の検査項目については、決定ですか、それともこれから医師会の先生方と相談されるとか、何かその辺のところの状況を教えてください。 587 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 588 ◯堀内秀格国保年金課長 基本的には24年度と一緒で、心電図と貧血を加えた形でやっていこうということなんですけども、12市が集まった会議、その中でそういった奈良県医師会の方と折衝する人を選ばせていただきまして、それから、あと、町村の方からもそういった人が出たりしまして、奈良県の方と医師会の方と協議した結果、奈良県全てに広めていこうということで、生駒市だけではなくて、奈良県全体で契約をしていこうという形になっております、その辺を含めた形で。24年度は限定して生駒市内だけの医療機関でしか心電図と貧血検査はできなかったんですけれども、市外の医療機関であったとしても、その辺は広められると。だから、どこで受けられても、市内で受けられるのと同じように貧血検査も心電図検査も受けられるという状況で受けていただく形になります。 589 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 590 ◯伊木まり子委員 ちょっと、この間、国保の運営協議会を傍聴させていただいたら、ドクターの方から、先生としても是非これを受診しなさいよというような内容じゃないというようなことで、前から上原委員がメタボ健診といったら私は該当しない、私も実はそうで、お電話もいただきますし、何回もいただくんですけども、時間をつくってとなると、なかなか忙しいときは行けないんですね。それで、やっぱりドクターサイドからもこの健診を受けたら役に立つから是非行きなさいと言いにくいというような声も出ていたので、もうちょっと内容を、これやったら是非仕事を休んででも行こうというような、何かそのようなところをしっかりと検討されたら、受診率が上がって、結果、早期発見、早期治療につながる、予防につながるというようなことで、医療費の抑制にもつながるんじゃないかと思うので、まだ余地があるようだったら、その辺、ご検討いただきたいとお願いしておきます。 591 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 592 ◯堀内秀格国保年金課長 担当としてはそういう思いは同じなんですけども、やはりこれは国の方針で決まっている分ですので、むやみやたらに検査項目を追加していくとなれば、それに対する費用というのが全て個々の市の方で持たないといけないということもございまして、あと、もちろん医師会との協議等もございまして、先ほどもちょっとお話しさせてもらったように、経緯としましては、基本項目に血清クレアチニンとかeGFRとか尿酸、随時血糖、心電図、貧血というような形で、大分やはり追加はしてきておりますので、なかなかそれ以上に加えてということになれば難しいところもございますので、ご理解をお願いしたいと思います。 593 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 594 ◯伊木まり子委員 現場の感触としては、国の制度の方がちょっと問題あって、何か60何%に上げろというのもしんどいなというのが本音というふうに受け取らせていただきまして、また別の面で予防によろしくお願いいたします、力を入れてください。 595 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 596 ◯中谷尚敬委員長 他に質疑がないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ありますか。塩見委員。 597 ◯塩見牧子委員 特定保健指導受診促進事業なんですけれども、これ、利用率が低い特定保健指導の利用率向上ということなんですけれども、今、対象として上がってきた方の何%が指導を受けておられて、今年度、それを何%利用していただこうというおつもりでおられるのか。まず、そこからお答えください。 598 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 599 ◯堀内秀格国保年金課長 健康課の方とも共同でやらせていただいている事業ですので、なかなか連携という点で難しいところもあるんですけども、現状は、最初に来られて、最終6カ月後に完了ということになりますので、非常に長い期間見ないといけないということもありまして、23年度の結果なんですけども、動機付け支援という軽い方の分なんですけども、500人対象者がございました。そのうち、当初に来られたのは25名、完了されたのが1名ということで、実際はもうちょっとあったので、法定の報告という捉え方ですので、その期日がありまして1名ということになっております。それから、積極的支援、ちょっと重い方なんですけども、その方は115名対象がおられまして、当初来られたのは7名、それから、最終的に修了されたのは3名ということで、4名という形になっておりまして、非常に低い数値にはなっております。25年度には、予定としましては、合計として38名ぐらいには上げていきたいというような形で考えております。 600 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 601 ◯塩見牧子委員 その38名というのは、来られる方が38名であるのか、それとも、最後まで、修了される方が38名であるのか、どちらでしょうか。 602 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 603 ◯堀内秀格国保年金課長 もちろん修了の方でございます。 604 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 605 ◯塩見牧子委員 ということは、それに伴って、実際に保健指導を受けられる方の数も増やすという方向ですよね、当然。 606 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 607 ◯堀内秀格国保年金課長 もちろん当初に来られる方の数も増やしていくということですね。来られたら、なるべく最後まで欠席されないように指導していくという形になってきます。 608 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 609 ◯塩見牧子委員 修了して物を配るという考え方がどうなのかなというところ、多少疑問もございます。まず、保健指導を受けるというところに注力をしていかなきゃいけないのかなという気がいたします。ただ、12万円という額とは言え、この辺の物を配ったことによって果たして最後まで保健指導を受けるという行為が持続されるものなのかどうか、やはり、ちゃんと追跡して、効果を見極めていただきたいと思います。 610 ◯中谷尚敬委員長 竹内委員。 611 ◯竹内ひろみ委員 前に私も一般質問をさせていただきましたが、今、腎不全にかかると非常に医療費がかかるということで、そういった腎不全の予備軍と言うか、糖尿病による腎不全というのが非常に増えているということで、そういうところを重点的にやはり取り組むべきではないかという意見も言わせていただきました。  現在、そういった患者さん、また予備軍がどのぐらいおられるのか、つかんでおられますか。 612 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 613 ◯堀内秀格国保年金課長 すみません、ちょっと現在というのが、データを持っているのは人工透析の患者の人数ということで、23年4月1日現在のを持っておりまして、それでは、透析者数は生駒市で85名となっております。 614 ◯中谷尚敬委員長 竹内委員。 615 ◯竹内ひろみ委員 今、現に、23年ですけれど、それぐらいの患者さんがおられて、さらに予備軍となるともっと多くの方がおられると思います。そういう人たちに対する保健指導ということは、特にやられているんでしょうか。 616 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 617 ◯堀内秀格国保年金課長 今現在の取組としては、もちろん、特定保健指導のそういった中で対象となられる方が、そういった方も入っておられると思います。1つは、健康課とも連携を取りまして、そういった糖尿病患者さんの方が透析になられる方が多いですので、糖尿病の教室を開かせていただいたりということを今現在もやっております。来年度の事業として、今、計画をしているのは、レッドカード事業と言いまして、これ、県の方の事業に生駒市が乗っかろうかなと思っているんですけども、本来、病気に近いような数字が出ている方、これが特定健診で分かります。それは特定保健指導の対象外というのは、本来、もう病気ですから、病院にかかりなさいよという人なんですけども、やっぱりかかっておられない人がおられるわけなんですね。その方たちに、それは透析になるような方もおられるんですけども、そういった方たちに、赤い紙、ピンク色の紙で受診してくださいよという通知を送りまして、なおかつ、その後追いということで、保健師さんから電話を入れていただいて、ちゃんと病院に受診しましたかというようなことをやらせていただこうと考えております。ただ、難しいのは、国保に入ってこられる時点で、既に悪くなってから入ってこられる方というのが実際に多いというのが現実でして、社保の時代にだんだん悪化されて、会社勤めが逆に透析等でできなくなって国保に移られて来られる方も大変多いと聞いておりますので、正直、国保だけでは対応できない部分もあるという、ちょっとその辺のジレンマもございます。 618 ◯中谷尚敬委員長 竹内委員。 619 ◯竹内ひろみ委員 そこら辺が非常に医療費高騰を防ぐキーポイントになると思いますので、今後も一層努力をお願いしたいと思います。  それから、続いて、もう1点。 620 ◯中谷尚敬委員長 竹内委員。 621 ◯竹内ひろみ委員 この特定健診を受けられた方からちょっと聞いたんですが、11月10日頃に受けて、そして市から結果が送られてきたのが翌年の1月末だったそうなんです。どうしてこんなに時間がかかるんだと。やっぱり、結果を聞いて、それによって次どうするかというのは決めたいということであれば、ちょっと遅過ぎるのではないかと思うんですけど、その辺りはどうなっているんでしょうか。 622 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 623 ◯堀内秀格国保年金課長 特定健診のちょっと悪いところといったら語弊があるかも分からないんですけども、時間がかかるというのは、生駒市だけではなくて、特定健診全体として言われているところでもございます。なぜかと言いましたら、各病院等で受けられるわけなんですけども、そちらの方の処理が終わってから、国保連合会の方を通ってから市の方に最終通知が参ります。だから、いろんなところで、例えば医院であるとか病院であるとかの処理が遅くなってしまったり、国保の方でも一括して集計するというその辺の実質的な入力作業とかがございまして、市の方に回ってくるという時期がどうしてもちょっと遅れてしまうということもありまして、何とか早くできないのかというのは、こちらの方としても、生駒市だけではなくて、他の市からも要望は上げているんですけども、なかなかシステム上難しいところがございまして、ちょっと遅れているという形でございます。 624 ◯中谷尚敬委員長 竹内委員。 625 ◯竹内ひろみ委員 事情はいろいろあると思うんですけれども、ちょっと、このケースの場合、最長と言うか、余りに長い例だとは思いますが、やはり2カ月以内には届いてほしいなと思いますので、今後、一層よろしくお願いいたします。以上です。 626 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 627 ◯中谷尚敬委員長 他に質疑等がないようでございますので、以上で議案第5号に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 628 ◯中谷尚敬委員長 次に、議案第6号、平成25年度生駒市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 629 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、議案第6号、平成25年度生駒市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  195ページをお願いいたします。  まず、歳入でございますが、款1、後期高齢者医療保険料でございますが、医療費及び被保険者数の増を見込みまして、前年度より約10%増の11億3,707万円を計上いたしております。  同じページの下段から次の196ページにかけましての款3、繰入金は、事務費及び医療費軽減の保険基盤安定に係る一般会計からの繰入金でございます。  続きまして、198ページでございますが、歳出につきまして、款1、総務費の項1、総務管理費は、人件費や保険料の徴収等、後期高齢者医療の事務処理に伴う経費で、199ページの款2、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、本予算の大半を占めております後期高齢者医療広域連合に支払う基盤安定負担金及び保険料等の負担金でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 630 ◯中谷尚敬委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原委員。 631 ◯上原しのぶ委員 195ページです。  滞納繰越分とあるんですが、これは何件ぐらいでしょうか、分かりますか。 632 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 633 ◯堀内秀格国保年金課長 予算ですので、ちょっと前年度の額ベースに算出しておりますので、何人という明確な数字はないんですけども、23年度決算で483件ほどございまして、500件ぐらいかなということで見込んでおります。 634 ◯上原しのぶ委員 はい、結構です。  次。 635 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 636 ◯上原しのぶ委員 平均の医療費というのは、大体、幾らぐらいになるか分かりますか。 637 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 638 ◯堀内秀格国保年金課長 後期高齢者の方は非常に1人当たりの医療費が高くなっておりまして、給付じゃなくて、本当に医療費という額で見ると、23年度決算で1人当たり94万円余りになっております。 639 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 640 ◯上原しのぶ委員 最後です。これも平均でお聞かせいただけたらと思います。医療保険料の平均というのはどれぐらいになるか、分かりますか。 641 ◯中谷尚敬委員長 堀内課長。 642 ◯堀内秀格国保年金課長 25年度予算で想定していますのは、1人当たり9万7,000円余りと考えております。 643 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございます。 644 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。
                 (「なし」との声あり) 645 ◯中谷尚敬委員長 他に質疑等がないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ありませんか。              (「なし」との声あり) 646 ◯中谷尚敬委員長 ないようでございますので、これにて質疑を終結します。  以上で議案第6号に対する質疑を終結いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 647 ◯中谷尚敬委員長 次に、議案第8号、平成25年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。新谷市民部長。 648 ◯新谷厚市民部長 それでは、議案第8号、平成25年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  予算に関する説明書225ページから226ページをお願いいたします。  本特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理運営に係るものでございまして、歳入歳出予算の総額はそれぞれ3億6,920万4,000円で、前年度に比べて7,992万1,000円の増額となっております。  次に、228ページから229ページをお願いいたします。  歳出の款1、事業費、項1、事業費、目1、管理費につきましては、2カ所の自動車駐車場の管理運営に要する経費でございます。両駐車場は指定管理者制度により管理運営を行っておりまして、生駒駅南自動車駐車場は1,743万9,000円、生駒駅北地下自動車駐車場は1億2,003万円となっておりまして、合わせて1億3,746万9,000円の管理運営費に加えまして、両駐車場とも開設から年数が経過していることから、駐車料金の精算機器の入換え工事などに要する経費として8,513万7,000円を計上いたしております。  続きまして、款2、公債費、項1、公債費につきましては、長期債償還元金と利子を合わせ1億4,659万8,000円を計上いたしております。  なお、両駐車場の指定管理者制度による管理運営費として、平成23年度から平成27年度までの5カ年間で、総額2億2,256万3,000円の債務負担行為を設定いたしております。  最後に、少し戻っていただきまして、227ページをお願いいたします。  歳入の款1、使用料及び手数料、項1、使用料、目1、自動車駐車場使用料につきましては、生駒駅北地下自動車駐車場を平成26年1月から改修のために一時閉鎖することから、その間の駐車場使用料が未収となることなどによりまして、前年度に比べ6,781万6,000円の減額となっております。  以上が自動車駐車場事業特別会計に係る予算の説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 649 ◯中谷尚敬委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ありますか。              (「なし」との声あり) 650 ◯中谷尚敬委員長 ないようでございますので、これで分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございますか。塩見委員。 651 ◯塩見牧子委員 歳入の一般会計からの繰入金なんですけれども、平成23年度では約5,500万円、24年度で約6,700万円、平成25年度では2億1,500万円ほどになっているんですけれども、これ、増額されるのは、先ほどのご説明にあったように、平成26年1月から北の駐車場の方をしばらく閉鎖することによる措置ということでよろしいですか。 652 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 653 ◯米田秀一生活安全課長 それにプラス、ちょうど26年1月から3月まで、北の駐車場、進入路が付け換えになりますので、入れません。その期間に工事請負費として大体8,500万ほどお金がかかるんですけれども。(「機械ね」との声あり)はい、機械の入換え等、今まではずっとフルオープンで1日も休まずにやっておりまして、今ちょうど18年たっておりまして、舗装関係とかいろんな傷んだところもございますので、そういう改修を今に全部させていただく、これが8,500万プラスになっております。よろしくお願いいたします。 654 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 655 ◯塩見牧子委員 それと、もう1点、市長査定で、特別会計から、ベルテラス駐車場管理費について、一般会計に付け替えになっているんですけれども、特会から外して一般会計の方に付け替えたというのは、この特別会計が南駐車場と北駐車場に限定されたものであって、ベルテラスに関してはまだ対象外だからということでよろしいでしょうか。 656 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 657 ◯米田秀一生活安全課長 南と北の地下駐車場につきましては、償還金がたくさんございまして、会計を明瞭にしていかなあきませんので、特別会計にさせていただいております。ベルテラスにつきましては、お金を借りているということがありませんので、そのまま一般会計で別に分けて経理の方を考えております。 658 ◯中谷尚敬委員長 塩見委員。 659 ◯塩見牧子委員 それでは、今後、指定管理者になるかと思うんですけれども、それが決まってから後も、ずっと一般会計の方で持つということでよろしいですね。 660 ◯中谷尚敬委員長 米田課長。 661 ◯米田秀一生活安全課長 はい、一般会計で考えております。 662 ◯塩見牧子委員 結構です。 663 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 664 ◯中谷尚敬委員長 他に質疑等がないようでございますので、以上で議案第8号に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 665 ◯中谷尚敬委員長 次に、議案第10号、平成25年度生駒市病院事業会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 666 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、別冊となっております議案第10号、平成25年度生駒市病院事業会計予算につきましてご説明をさせていただきます。  平成25年度は、病院施設実施設計及び工事監理業務並びに病院施設建築工事を実施するなどの予算を提案させていただいております。  まず、1ページをお願いいたします。  第2条の業務の予定量は、主要な建設改良事業を病院施設実施設計及び工事監理業務及び病院施設建築工事としております。  次に、第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入の款1、病院事業収益で、医業外収益として115万9,000円を計上し、また、支出の第1款、病院事業費用で、医業費用として5,644万5,000円、医業外費用として588万7,000円、予備費として100万円を計上いたしております。  なお、当該病院事業費用のうち、病院事業収益の115万9,000円を差し引いた6,217万3,000円につきましては、一般会計からの長期借入金で賄うものでございます。  次に、2ページの第4条の資本的収入及び支出につきましては、収入の第1款、資本的収入の合計といたしまして15億3,216万9,000円で、企業債として15億220万円、補助金として65万1,000円、負担金交付金として80万円、他会計からの長期借入金として2,851万8,000円を計上いたしております。  また、支出の第1款、資本的支出合計といたしまして15億3,216万9,000円で、建設改良費として15億1,861万3,000円、企業債償還金として355万6,000円、予備費として1,000万円を計上いたしております。  次に、第5条の企業債につきましては、起債の目的を病院建設事業とし、限度額を15億220万円とし、起債の方法を証書借入れ又は証券発行として、利率は5.0%以内としております。  次に、第6条の一時借入金につきましては、限度額を15億220万円としております。  次に、3ページの第7条の予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、収益的支出における各項間の流用と資本的支出における各項間の流用といたしまして、また、第8条の議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員の給与費といたしまして2,506万3,000円という額を計上いたしております。  次に、第9条の他会計からの補助金といたしまして65万1,000円を計上いたしております。  1枚めくっていただきまして、予算の実施計画、資金計画、継続費に関する調書などによる病院事業会計予算に関する説明書となってございます。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 667 ◯中谷尚敬委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 668 ◯上原しのぶ委員 予算そのものというよりも、ちょっと市の考え方をお聞きしたいことがありますので、お尋ねします。  先般、一般質問でもありましたけれども、今、報道されているのは、徳洲会の専務理事であった能宗さんが、暴力団と関係があったということと不正出金があったということを理由に解雇されたという事実があるということ。これは、昔と言うか、近年ですけれども、能宗さんが暴力団と関係があったかどうかということは警察に照会をされたという事実があって、そのときにはなかったということだったというふうに報告を受けたんです。これ、ちょっと矛盾すると思うんですが、その辺はどのように考えておられますか。 669 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 670 ◯山下真市長 一般質問でもお答えさせていただきましたけれども、指定管理者である医療法人徳洲会を解任ではなくて、退任されたというふうに聞いております。週刊東洋経済が真実であるかどうかについては、確認をしておりません。生駒市といたしましては、能宗氏が医療法人徳洲会の理事であったときに、能宗氏も含めて暴力団との密接な関係の有無を照会したところ、該当なしということで返事を頂いていますので、現在もそういう認識をしております。 671 ◯中谷尚敬委員長 上原委員。 672 ◯上原しのぶ委員 あくまでもこれは報道ですけれども、そのこと、暴力団との関係を理由にということで、退任された理由、解任じゃなくて退任としても、あったということで、この辺は非常に矛盾があるということを認識していただきたいということだけ申し上げておきます。 673 ◯中谷尚敬委員長 他に何かございませんか。成田委員。 674 ◯成田智樹委員 先日、この前、生駒市立病院の、今、院長に予定されているという方の今村先生という方のお話を聞く機会がございまして、その会合には池田部長も上野課長もいらっしゃったと思いますけれども、その会合の中で、堺の労災病院の先生が、緊急医療とリニアックを併設するのは、私の聞いたところでは、人員配置的なこと、人的なことで大変厳しい、運営するのが難しいということを今村先生に申し上げたというような旨の発言をされたと私は記憶しておるんですけれども、その詳細について、リニアックについては、建築費の予算が決まってから先方の希望によって設計変更されたということで、病院事業特別委員会も開催されましたけれども、その堺の労災病院の先生の発言についての詳細について、何か確認はされておられますでしょうか。 675 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 676 ◯上野和久病院建設課長 その件につきましては、確認を行っておりません。以上です。 677 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 678 ◯成田智樹委員 その場にいらっしゃったのは間違いないと、私、思うんですけども、その先生がその趣旨の発言をされたのも間違いないと思うんですけども。ですから、その方も堺の労災病院の、私、ここで差し控えますけども、名前をおっしゃって発言をされた。難しいですよ、こんなんと言うか、難しいとおっしゃったと思うんですけど、アドバイスとしてさせていただいたとおっしゃったと思うんですけども、それについて、これは徳洲会さんの希望によってリニアック室を設置されると。その専門の先生が難しいという発言をされたことについて、徳洲会に確認をされるとか、いらっしゃった先生にその内容の発言の詳細について発言されるということは、全くされておられないんですか。徳洲会にもされておられないんですかね。 679 ◯中谷尚敬委員長 池田部長。 680 ◯池田勝彦福祉健康部長 あのときの発言で、確かにそういう、先生、おっしゃっていた記憶はございます。ただ、今村先生も、それを受けて徳洲会も適切に対応するというふうなお話を返されたというふうに、私、記憶で残っているんですが、いかがなものでしょう。 681 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 682 ◯成田智樹委員 市立病院を運営されるに当たって、第三者的な立場の方から、しかしその方も専門的な知見からそのような発言をされたと私はそのとき見ておったんですけども、なぜその発言についてきちんと確認をされないのか。今後、されるおつもりはございますか。 683 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 684 ◯上野和久病院建設課長 これは前回の議会の方にも言わせていただいたと思いますけども、まず、徳洲会さんにおきまして、既にリニアックを設置されております病院というのがございます。近くでは野崎病院、岸和田病院、宇治病院などで、既に、1カ月の平均といたしまして、野崎病院では227件、岸和田病院では315件、宇治病院では165件ということで、実際、こういう実例等もございますので、当然、生駒の病院では、ノウハウも持っておられますので、適切にやっていただけると考えております。 685 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 686 ◯成田智樹委員 考えるのは結構なんですけども、そういう懸念が示されたことについて、一切問い合わせなり確認なりをなぜされないんでしょうか。 687 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 688 ◯上野和久病院建設課長 ですから、実績等ございますので、当然、今後、どういう医療をやっていくかということにつきましては、また協議等は行っていく必要があるとは思いますけども、現時点ではその件につきましては確認をしておりません。以上です。 689 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 690 ◯山下真市長 その場に、私、おりませんでしたけれども、その先生が所属されている病院でたまたま人手が足りなくてそういう状況になっているのかもしれませんし、徳洲会においてはリニアックを併設した病院を幾つも運営されているわけですから、指定管理者負担金としてその分も含めて費用を払う以上、それを有効活用するために適切な人員を配置するのは当然のことだろうと思っていますし、それは今村院長候補がそういうふうに会場で言われたわけですから、今のところはそれをそういうものとして受け止めていると、こういうことだと思います。 691 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 692 ◯成田智樹委員 ちょっと質問を変えます。  堺の労災病院の先生は、何を心配されているとおっしゃったんですかね。どういうふうに認識されておられますか。 693 ◯中谷尚敬委員長 池田部長。 694 ◯池田勝彦福祉健康部長 たしか、いろんなスタッフが必要ですよというお話をされていたと思います。それにつきましても、今村先生は、適切な配置をするということはおっしゃっていました。ほか、技術的な専門的な話だったので、私はそこまで突っ込んだ解釈はしておりません。 695 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 696 ◯成田智樹委員 技術的なこと、突っ込んだ話をされていないでしょうから、きちんと、双方に、趣旨の発言、その発言についての確認をされて、内容、それで、今村先生は、そのとき適切な人員配置をしますとおっしゃったかどうか、ちょっと私も記憶が定かじゃないですけども、今村先生は院長候補者ですね、きっと、予定者ですかね、まだ2年先のことでございますので、その今村先生が実際に院長になられるかどうかというのも、まだ、当然、不確定な話であろうかと思いますし、だから、もうちょっと、あの場にいらっしゃった方がどう思われていたかは別にして、そういう何らかの懸念があるというようなことをわざわざおっしゃった、お話しされているについて、人員配置を適切にされるというのは当たり前の話でございますけども、きちんと、何が心配なんですかということと、何が心配と考えておられるのかということと、それについてどう徳洲会は対応するということについてのきちんとした回答と言うか、もらうべきだと私はあのとき思ったんですけどもね。心配なしで、当然、そのときの話で、「いや、私も困っているんですよ」って誰も言わないですよ。きちんと公式な形で確認はされるおつもりはないですか。 697 ◯中谷尚敬委員長 それ、テープとか無いの。確認。はい。 698 ◯池田勝彦福祉健康部長 これは市が主催したものでもないですので、私どもが参考にということで参加させていただいただけであって、その辺は分かりません。 699 ◯中谷尚敬委員長 今、成田委員が言うておられるように、確認はしないんですかというような、するかしないかだけ答えてください。山下市長。 700 ◯山下真市長 ですから、人員配置も含めて適切な対応をするとその場で述べられているわけですし、近隣の徳洲会グループがやっている病院できちんと利用されている実績もあるので、それ以上のことを確認する必要はないと考えます。 701 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 702 ◯成田智樹委員 市の主催していない場所でおっしゃったことを聞いて確認されないというのは、ちょっと理屈が分からないんですけどもね。 703 ◯中谷尚敬委員長 池田部長。 704 ◯池田勝彦福祉健康部長 このリニアックにつきましては、今、今村先生は榛原総合病院の院長でございます。その榛原総合病院でもリニアックを使って治療をされているという、その院長でございますので、労災病院の先生からいろんなアドバイスを頂いたかもしれませんけれども、市といたしましては、そういう実績もその先生はちゃんときっちりと見ているというふうに解釈していますので、あんまり問題意識は持っておりませんでした。ただ、委員さんおっしゃるように、もう一度、機会があれば聞いてみたいなというのはございます。以上でございます。 705 ◯中谷尚敬委員長 予算に関連あるいうたら関連ありますねんけど、また隣に特別委員会委員長がおられますので、また病院の特別委員会でも開いてもろうてしていただきたいと思いますので、予算の方にちょっと戻っていただきたいと思います。
     何か他にございませんか。伊木委員。 706 ◯伊木まり子委員 この予算書の8ページのところの委託料5,239万4,000円というのは、実施設計とか工事監理業務の関係かと思うんですけども、内容について、もうちょっと内訳等を教えてください。 707 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 708 ◯上野和久病院建設課長 建設改良費の委託料の内訳でございますが、実施設計及び工事監理業務委託料の平成25年度の年割額の3,670万の他に、電波障害の事前調査、また家屋調査、交通量、大気質、騒音、振動等の各環境調査の業務委託費及び公営企業会計システムの導入委託料などの委託料でございます。 709 ◯中谷尚敬委員長 伊木委員。 710 ◯伊木まり子委員 リニアックの導入に伴う何か追加とか、そういうものではなくて、予定の業務というふうに考えてよろしいですか。 711 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 712 ◯上野和久病院建設課長 平成25年に行います建築工事に関連する委託料でございます。以上です。 713 ◯伊木まり子委員 結構です。 714 ◯中谷尚敬委員長 成田委員。 715 ◯成田智樹委員 先ほどの件ですけども、私、何遍もこの病院事業特別委員会でも申し上げていますけども、市民の皆様の不安を払拭していただきたいんです。皆さん、いろんな心配をされている方がたくさんいらっしゃいますと。その心配を払拭するのに、様々な課題なのか、ちょっとフックなのかちょっと分かりませんけど、いろいろ引っ掛かるところを一つ一つ丁寧に取り除いていただけないかなと思っておりますので、賛成とか反対とかでなく、きちんと心配だなと思うことを1つずつ取り除くようなことをしていただきたい。ただ、その場にいらっしゃったのでこんなことを言っていますけども、できるかできないかといったら、できるというのに決まっている話ですよ、できませんという話にはならないですから。こうこうこういう理由できちんとさせていただきますということを確認いただければと思いますので、ちょっとよろしくお願いしたいと思います。 716 ◯中谷尚敬委員長 答弁しませんか。よろしいですか。池田部長。 717 ◯池田勝彦福祉健康部長 今の意向は承りました。 718 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 719 ◯中谷尚敬委員長 他にないようでございますので、分科会委員による質疑を終結します。  次に、分科会外委員の質疑に入ります。  樋口委員。 720 ◯樋口清士委員 25年度のやることはここに書いてあるんですが、そのスケジュールというのをちょっと教えていただけますか。 721 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 722 ◯上野和久病院建設課長 25年度のスケジュールでございますが、まず、建築工事を5月終わりから6月ぐらいに着工いたしまして、ただ、その前に、先ほど委託料等を計上しておりますので、電波障害、家屋調査等の業務を行わせていただく予定でございます。 723 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 724 ◯樋口清士委員 もう少し細かく教えていただきたいんですが、工事の入札とかはもう終わっているんでしたか。 725 ◯中谷尚敬委員長 上野課長。 726 ◯上野和久病院建設課長 工事関係の発注でございますけれども、今年度内、発注に鋭意努力しておりましたけども、12月議会で申しましたように、実施設計の変更等ございまして、年内の公告は非常に難しい状態でございます。ですので。 727 ◯中谷尚敬委員長 年度内ね、今年度内ね。 728 ◯上野和久病院建設課長 すみません。今年度内の入札が非常に厳しい状況となっております。現在想定しております予定では、4月に公告をいたしまして、5月に業者を決めさせていただきたいと考えております。  それと、もう1点、それと並行しまして、地域医療等に係ります推進委員会の部会というのをつくらせていただきまして、病院連携などを協議していきたいと考えております。以上です。 729 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 730 ◯樋口清士委員 先達ての一般質問の中でもありましたけれども、基本協定書をできるだけ早く結ぶべく、今、協議中であるということをおっしゃっていましたけども、これはいつ頃というのは、何かスケジュールは明確になっているんでしょうか。 731 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 732 ◯山下真市長 今週の月曜日に細部について事務レベルで合意に達しましたので、近々その内容で医療法人徳洲会の方で役員会に諮っていただくと。そこで承認が得られれば、入札公告の前後には基本協定を締結したいと考えております。 733 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 734 ◯樋口清士委員 その内容については、事前に議会の方に見せていただくということはできないんですか。 735 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 736 ◯山下真市長 まずは、病院事業推進委員会の所管事項になっておりますので、病院事業推進委員会でご報告をさせていただきまして、後、議会での取扱いについては、議長以下、議会のご判断に委ねたいと思います。 737 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 738 ◯樋口清士委員 これは前々からちょっと心配しながら申し上げていたことですけれども、当初、基本協定というのは、施設が出来上がってから、それを管理するための協定書ということで作られるということは、これは重々承知していることなんですけれども、特に今回は工事というものを間に挟みますので、その工事中に何かアクシデントがあったときに、どちらのどういう責任でどういうことになったときにどうするというような約束事が要るんじゃないかということは前々から申し上げていましたけれども、そういうものを含めたことでこの協定書の内容というのが詰まってきているのかどうか、ちょっとこれだけ確認させてください。 739 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 740 ◯山下真市長 基本協定は病院を運営していく上での協定でございますので、市の施設でございますので、市の責任で工事は実施するということになろうかと思います。 741 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 742 ◯樋口清士委員 前から心配していることというのは、工事が始まってしまうと、要は、そこで相手方がいなくなったりすると、特に相手方の意向を聞きながら、今、設計をして物を造ろうとしていますから、その出来上がりつつあるものが使えなくなってしまう可能性がある。そういう心配があるから、そういう相手方がいなくなるような事態が生じたときにどうするのかということを約束事として設けておく必要があるんじゃないかということを以前から申し上げていたと思うんですけれども、そういうことは今の詰めてきている基本協定書の中には全く盛り込まれていないし、そういうことも今まで考えてこなかったという理解でよろしいですか。 743 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 744 ◯山下真市長 前々から申し上げておりますとおり、途中で撤退ということに、当然そういったことは全く想定しておりませんけれども、そうなれば民法の一般原則に従いまして損害賠償請求等の手段がございますので、あえてそのような場合を想定して基本協定を結ぶというようなことは必要ないというふうに考えておりますし、これまで、例えばきらめきのプールとかも、事前に指定管理者を選定して、当時はまだ指定管理者候補者だったと思いますけれども、事前に運営事業者の意向も聞きながら施設を設計し、建設しておりますけれども、指定管理者を辞退した場合のそういったことを念頭にした契約はしておりません。あくまで民法に従って一般原則で損害賠償請求をするということでございます。 745 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 746 ◯樋口清士委員 この件についてはこれぐらいにしておきますけど、1点、きらめきのようなそういうスポーツ施設とは全く性格の異なる施設であると、病院はですね。特に、中野先生に見ていただいたときに、一般の病院と少し仕様が違いますねというようなお話もありましたので、それと、あと、代替のと言うか、相手方がいなくなったときに代わりに手を挙げてくれる組織というのが非常に見付けにくい施設でもあるということで、その辺りは今までの施設と同じに扱ってしまってはちょっと問題があるんじゃないかなと、そういう心配があるから、あえてこれまでそういうことを申し上げてきたということでございます。これはこの程度にしておきますけれども。  あと、この前、一般質問の中でちょっと出ていましたけれども、やはり私としても報道というのは非常に気になるところでございます。ああいった報道が、特に、内容的には、徳洲会のグループ、組織が、役員、今、指定管理としてお願いしようとしている医療法人徳洲会の専務理事が、別の組織ですけれども、一般社団法人徳洲会という組織の専務理事を、暴力団との関係のもとに、それが問題だというようなことで解雇したという事実はあるわけですよね。だから、例えば指定管理者を決める直前にこういう事実がもしあったとしたら、生駒市としてはそのときに指定管理の関係を結ぶということはあり得たのでしょうか。ちょっと過去に遡ってあれですけども。 747 ◯中谷尚敬委員長 ちょっと難しいねんな、これ。委員長、さばきするのな。関係あれへんことはないねんけど、この予算委員会でしたらええものかどうか、ちょっと判断に苦しむねんけどな。 748 ◯樋口清士委員 じゃ、もう1個付け加えて申し上げますと、なぜこういうことを聞いているかということなんですけれども、要は心配があるままこの事業を進めていっていいのかということを申し上げたいわけです。だから、その心配が、ある程度、これは大丈夫ですよと、先ほど成田委員おっしゃっていましたけども、一つ一つ不安を解消していく、その上でこの事業を進めていくということが必要じゃないんですかと。 749 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 750 ◯山下真市長 まず、先ほども上原委員の質問に答えましたように、暴力団との関係があるかないか、それは、我々としては、暴力団排除条例に基づきまして警察に照会をして回答を得ると、そういう暴力団を所管している公的な官庁の判断、これ以外にオーソリティーのある判断基準はないわけです。週刊東洋経済という一雑誌に書かれていることが正しいという前提で我々行政機関が動くわけにいきませんので、あくまで、暴力団との交際の有無に関しては、警察という、そういう官公庁の判断に従わざるを得ない。そこが、能宗さんが専務理事を務めていた時代も含めて暴力団との関係がないと言っているわけですから、まずは、第1段階でそれでいいということになります。  仮に、じゃ、その能宗氏が、報道が事実だったとしても、既に退任をされておられるわけですから、現在は関係のない人ということでございますので、何度も申しますけれども、そういった点から、何ら懸念はないというふうに考えておるところでございます。 751 ◯中谷尚敬委員長 樋口清士委員。 752 ◯樋口清士委員 これも、多分、平行線になるので、これ以上は言いませんけれども。 753 ◯中谷尚敬委員長 もうくさびを打ってんねんから、それでええと僕は思います。 754 ◯樋口清士委員 はい。  基本的に指定管理の指定をしているときにそういう関係があったということを、組織がそう認めていると言うか、そういう事実があるということを断定している部分でそういう関係を結ぶことがいいのかどうかということは、ちょっと疑問に思っているということをまずは申し上げておきます。  要は、報道の中身、読んでいきますと、いろいろ不安は募ってくるわけです。報道に振り回される必要もないかもしれませんけれども、ただ、先日の一般質問の中で、その内容については全く報道の言っていることだから真実かどうか分からないと、これをもって判断するのは拙速であるというようなことも市長はおっしゃっていましたけれども、だからこそ確認作業というのは必要なんじゃないかと私は思うわけですね。その確認をするまでに事業をこのまま進めていくということについては、私はちょっと疑問に思いますし、やめろと言っているわけじゃなくて、いったん少し間を置いてはどうなのかなということを思っているわけですけれども、そういうお考えは全くありませんか。 755 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 756 ◯山下真市長 一般質問でもお答えさせていただいたとおり、全くございません。 757 ◯樋口清士委員 結構です。 758 ◯中谷尚敬委員長 他にございませんか。井上委員。 759 ◯井上充生委員 今回のこの報道の件に関して、我々のところにもいろんなうわさというのが来るんです。先ほど市長が、能宗さんが退任されたということなんですけれども、また2月13日に理事会が開かれ、そこで決定されたその日付をもって社団法人理事長から懲戒解雇通告書が能宗氏に出されていると、そういうことも実際入ってきています。一昨年、能宗氏が初めて議会の方に挨拶に来られたときに、あの方が言っておられたのは、私は全て徳田虎雄氏の代わりだと、私の行動は全て徳田虎雄氏の命令によって、承認を得て動いているということを聞いております。ということは、能宗氏がやられたことは、これは徳田さんの指示においてやられたことというふうにもとれるわけなんです。だから、今、樋口委員が言われたように、その心配事、そういうようなのを払拭していただきたいと。市は、今まで、徳洲会と交渉を積み重ねてきた、これからも信頼関係のもとに病院事業を進めていこうとされるんですから、幾らでもそのことは聞けると思うんですよ。その間、事業をちょっとの間足止めして、確認をしてから我々も気持ちよくそれを見守っていきたいと。それも駄目なんですか。 760 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 761 ◯山下真市長 ですから、生駒市が暴力団との関係を理由に指定管理者に選定しないとか契約の対象から外す際の基準は、警察に対して照会して、その回答を踏まえて判断するわけですから、ある雑誌がこう書いたからこうするとか、その雑誌の報道が真実かどうかも分かりませんし、あくまで我々の判断をオーソライズするものは警察の判断しかないわけで、条例上もそうなっているわけですから、その枠組みでやっていく他ないということでございます。 762 ◯中谷尚敬委員長 井上委員。 763 ◯井上充生委員 当時の判断においてどうのこうの言っているわけじゃないです。今、こういう報道がされてきたと。だから、今現在において、その不安を払拭するために、じかにちょっと聞いていただくなり何か調査をしていただいたらいいんじゃないですかということを伝えている。当時のことは何も言っていないんですよ。当時は、警察に照会していただいて、そのとおり判断を持ってやられた、それによって議会も会計を通したと。その経緯についてどうのこうの言っているわけじゃないんです。もうなかったらそのままで結構です。 764 ◯中谷尚敬委員長 山下市長。 765 ◯山下真市長 ですから、生駒市が照会をした時点で能宗氏も専務理事として在籍しておられたわけですから、そのときに暴力団との密接な関係はないということで警察から回答をもらっていますので、それによらざるを得ないということに尽きます。 766 ◯中谷尚敬委員長 もう平行線やから。  他にございませんか。              (「なし」との声あり) 767 ◯中谷尚敬委員長 ないようでございますので、これにて分科会外委員の質疑を終結します。  以上で議案第10号に対する質疑を終了いたしました。  以上で本会議から付託の受けました市民福祉分科会の議案の審議は全て終了いたしました。  次の委員会は、明15日、環境文教委員会終了後に再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後3時16分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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